○%ボーナスは得か?†[edit]
- 偶に「何%ボーナス」という表現を見る。これは何割引に当たるのか
B | D |
10% | 9% |
20% | 17% |
30% | 23% |
40% | 29% |
50% | 33% |
54% | 35% |
60% | 38% |
70% | 41% |
80% | 44% |
90% | 47% |
100% | 50% |
110% | 52% |
120% | 55% |
130% | 57% |
140% | 58% |
150% | 60% |
160% | 62% |
170% | 63% |
180% | 64% |
190% | 66% |
200% | 67% |
- 100%ボーナスは2倍だから,それで漸く半額,50%引きになることは分かり易い。
ボーナスでも,ポイントでも,商品券でも計算式は同じ。実は,現金をおまけにもらえる場合でも同じ。よくみる「ポイントによる購入分にはポイントが付かないから」は理解の的を外している。
- Q:なぜポイント還元率と値引率は異なるのか?
- A:何割引かの問題と言うより,単価の問題と捉えると分かり易い。100円で120円分の商品を買う(20%ポイント還元)のと,80円で100円分の商品を買う(20%引き)のとでは,単価は後者の方が安くなる。100%で比べると,さらに差は開く。100円で200円分の商品を買う(100%ポイント還元)のと,0円で100円分の商品を買う(100%引き)のとでは,後者は単価が0になるが前者では決して0にならない。単価を下げるには,支払額を少なくするアプローチの方がより効率的なので,両者に差が出る。両者は,単価を下げるという同じゴールに向かう,異なるアプローチなのだ。
- ポイントによる購入分にはポイントが付かないからという説明を,両者が違う理由としてよく見るが,的を射た説明とは言えない。これは理由ではなく,計算と説明を簡単にするだけの一つの想定に過ぎない。ポイント・アプローチは,手にする商品を増やすことで単価を下げるというアプローチであり,ポイントや現金が付与されれば更なる購入に投入することが前提になっている。つまり「現金還元」でも成り立つし,ポイントにポイントが付いても成り立つアプローチである。そして,支払額を少なくするアプローチに負け続ける。
- 100%ボーナスが100%引き(無料)でないことは分かり易いが,ここの説明は何が違うのかを示すことに目的がある。
ポイント払いにポイントが付く例†[edit]
- Yahoo!ショッピングは、ポイント払いにしてもポイントが付く。(この例ではPayPay。この例ではPayPay残高の1,496円分は全て期間限定残高「ボーナスライト」。もともとYahoo!ショッピングで付与されたもので、以前は期間・店舗限定Tポイントが付与されていた。)Yahoo!ショッピングは毎日のように名目を変えてキャンペーンをやっているが、ポイント払いに対してもポイントが付くこと自体は変わらないと推認する。おそらく規約に書いてあるだろう。「ポイントによる購入分にはポイントが付かないから」と主張する人は自分で探してね。2019年9月現在。

ポイント還元の実質価格†[edit]
10%ポイント還元は10%ボーナスと全く同じ。100%還元でやっと50%引きになる。
おまけ
税率 | 上げ幅 |
3% | |
5% | 40% |
8% | 38% |
10% | 20% |
「一般にポイント各社が加盟店から受け取る手数料は1ポイントあたり0.5円ほど。」(2015/7/17付日本経済新聞 朝刊)
家電を買うならカードよりローン†[edit]
- 家電を買うなら、カードで買ってささやかなポイントをためるより、金利無料のショッピングローン(家電量販店ではよくやっている。36回分割払い金利無料とか。)の方が有利なことが多い。もちろん、家計管理のため全てを1回払いにしているのなら別だが(低所得者には有益な方針だ。)、特にそういう制約がないなら、金利無料の分割払いは金利分、値引きされることを意味し、カードのポイントより遙かに大きい利得になる。そもそも只で借金できるのなら、企業会計の言葉で言えば資本効率を大きく高めることができるのだから、利用しない手はない。もちろん、返せる当てがある生活をしている場合に限るが。
- 年利は、販売店の後ろにいる信販会社が同じでも販売店によって違う。例えば、コジマネットは年利9.5%、ノジマオンラインは6.58%。
- amazon.comで買い物をするとき,ドル建てか円建てかを選べるが,円建てだとかなり割高。
- 海外でspgホテルの支払にspg Amexを使う損得: Amexの為替手数料は推測2.25%(海外決済手数料)。他方,100円あたり(通常は)1スターポイント。1マイル2.0円換算でも赤字。2017年は1ポイントの上乗せがある(仲介サイト経由の予約では適用されない)ので一応損はしない。なお,「spgホテル支払で1米ドルあたり3スターポイント」はspg Amexでの支払は条件ではない。spgゴールドの地位に付いている特典なのでどのカードで払っても同じ。
PayPalの為替手数料(日本居住者がドル建ての商品を円で払った場合)は4.0%(2013年10月30日現在。PayPalサービスの「ユーザー規約」) ドル立てて払うか,円建てで払うかは,設定で変えることが出来る(できた?)。以前は、一律にデフォルトを変えることができたが、いまはできないかも。少なくとも個別には変更できる。「通貨換算オプションを表示する」から入る。
- 失敗例:

これはカード会社から円で請求された。
- 鈴木淳也(Junya Suzuki「「決済インフラが未整備だったから」というのはむしろ副次的な要素であり」...
- 「中国がAlipayやWeChat Payのようなモバイル決済をすんなりと受け入れられたのも、もともとはモバイルを使った決済や商取引が盛んだったことにあり、受け入れる土壌が醸成されていたためだと考える。「決済インフラが未整備だったから」というのはむしろ副次的な要素であり、オンラインでなじみの決済手段がそのままリアル店舗で使えたことが大きいのではないだろうか。既に撤退してしまった「7pay」が似たような構想を持っていた可能性がある。」2019年11月21日 ヤフー×LINE、経営統合でこれから決済業界に起こること (1/2) - ITmedia Mobile
VISAやMasterとして使えるwallet†[edit]
電子マネーは使途に困ることが多い。
- LINE Payと銀行口座を紐付けようとしたが、じぶん銀行の口座とは紐付け失敗。LINE Pay側の問題ではなく、じぶん銀行自体の問題でもなく、(じぶん銀行の)僕の口座の問題。僕の口座は、三菱UFJ銀行による本人確認だけで作られており(連携口座)、じぶん銀行自身は本人確認していない。LINE Payはそうした「友人の友人」の本人確認を不適格と扱う方針とのこと。
「銀行口座の登録失敗 入力された口座は、銀行においてLINE Payが定める本人確認が行われていないため登録できません」
- 上記はじぶん銀行の回答。折り返し電話で1時間もしない内に的確な答えを出した。他方、LINEの回答(下記画面)は問題の切り分けができていない。経験がないか、経験の共有がされていない。新興IT企業と銀行の差か。世の中のサポート回答の原則通り、「悪いのは全部提携相手です。提携相手に聞いて下さい」式の答えとなった。時間も数日を要した。
- 「問題の切り分けができていない。そもそも、同じ質問は他の人からも来ているはずだが、その結果の共有ができてない。じぶん銀行は、どこに問題があるのか1時間で正確に切り分けた。貴社の回答は数日かけてもそれができていない。銀行とIT企業の力量の差と理解せざるをえない。」
- 僕がじぶん銀行とLINE Payをどうしてもリンクさせたいなら、一度口座を解約して再度作る必要がある(じぶん銀行の回答)とのこと。
- メガバンクの口座でも、現行仕様の本人確認が済んでない口座の方が割合的には圧倒的に多いのではないか。正確なことは知らないが、20年くらい前までは他人名義や架空名義で普通に口座を作れたはず。いまはもちろん作れない。
- 三菱UFJ銀行は決済アプリへのチャージを許可するか否かが「業界内で最も厳しい。グループ会社であってもAMLの強化を促しており、妥協できない部分なのだろう」2019/8/2 4:30日本経済新聞 電子版
- 銀行口座と紐付けるかで、法律上できることが大きく違う。
紐付け前 | 前払式支払手段(普通のプリペイドカード。犯収法上の本人確認不要) |
紐付け後 | 資金移動業のサービス(犯収法上の本人確認必須) |
- d払いの販促(+20%ポイント還元)とLINE Payの販促を組み合わせるべく、d払いをLINE Payのカードで払おうとしたが、できず。LINE Payのカードは3D secure非対応なので、d払いで使えず。2019年 4月26日
- クレジットカードからチャージする一つの方法として、SB回線契約で払う(ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)方法がある。なお、意外なことに、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」は携帯の料金と一括で請求されるのではない。クレカの明細を見たら、利用時毎に個別にカードに請求が立っていた。携帯料金とは完全に別立て。Paypalやamazon payなどと同じ。引き落とし日が予想より早く慌てる人もいそう。
税金と違い,支払手数料がかかることも†[edit]
- 税金をnanaco,セブンで払うのはよく知られた生活の知恵だが,同じ要領で,旅行会社の請求をnanacoで,セブンで払ったら手数料が324円かかった。nanaco払いの欠点を初めて知った。税金の場合,収納代行会社が自分で負担しているのだろう(営業活動の一環として)。生命保険(第一生命)の保険料も手数料を取られていない。これは保険会社が負担しているのだろう。請求書に,銀行振込の場合の「振込手数料はお客様負担」という文字があれば,コンビニ払いの手数料も取られると予想すべきか。
Greasmonkeyでnanacoギフトの登録自動化†[edit]
ポイ探で菊地さんが紹介している、Greasmonkeyでnanacoギフトの登録自動化のスクリプト(菊地さんは当初非公開だったので)を自作した。無保証、質問不可。なお、私はFFではなくChrome + Tampermonkeyを使っている。試してはいないが、Edge + Tampermonkeyでも動くはず。
// ==UserScript==
// @name nanaco gift registration
// @namespace http://over.6pb.info/
// @include https://nanacogift.jp/ap/p/register*
// ==/UserScript==
// (c) admin@6pb.info
// ver 0.1 2016/12/28
var title = document.querySelector('head > title').textContent;
// 1画面目
// <title>nanaco / ギフトID登録フォーム</title>
var regexp1 = /登録フォーム/;
// 2画面目
// <title>nanaco / ギフトID登録内容確認</title>
var regexp2 = /内容確認/;
// 3画面目
// <title>nanaco / ギフトID登録完了</title>
var regexp3 = /登録完了/;
if (regexp1.test(title)) {
var elm = document.createElement("input");
elm.type = "text";
elm.id = "code16";
elm.addEventListener("input", getGiftNum);
document.getElementById('registerForm').insertBefore(elm, document.getElementById('registerForm').firstChild);
document.getElementById("code16").focus();
}
else if (regexp2.test(title)) {
document.querySelector('#nav2Next > input[type="image"]:nth-child(2)').click();
}
else if (regexp3.test(title)) {
setTimeout(function() {
open(location, '_self').close();
}, 2000);
}
var getGiftNum = function() {
var code = document.getElementById("code16").value;
if (code.length != 16) {
return;
}
var inputId;
for (var x = 1; x < 5; x++) {
inputId = 'gift0' + x;
document.getElementById(inputId).value = code.substr((x -1) * 4, 4);
}
document.getElementById("submit-button").click();
return;
};
随分昔は使った覚えがあるけど,ここ数年は全く使わない。この度,Edyギフトを入手したので使い道を考えた。ヨドバシで使うとポイントの多重取りができる利点があるようだが,ヨドバシを使う機会は最近あまりない。私はamazonギフト券の購入に使うことにした。Mobile Edy(楽天はこういう呼び方をしていないようだが)にEdyギフトを付けて,それで「Amazonギフト券チャージタイプ」を購入する。「チャージタイプ」以外のAmazonギフト券は電子マネーでは購入できない。かくしてAmazonギフト券ならば使い道に困らない。
Mobile Edyはドコモのスマホでなくても使える。「おサイフケータイ」が必要だが,ドコモのスマホ以外もおサイフケータイに該当する。古いスマホでもFeliCaが付いていれば使えると期待できる。
amazonで「Edy ケータイで支払」を選ぶ。「Edy パソコンで支払」ではない。次いで「携帯メールアドレス」を入力する画面が出てきて、一見キャリアメール限定のように見えるが、最後にgmail.comがある。(言い換えるとキャリアメールとGmailしか使えない。)スマホのGmailで「Edy決済開始メール」を受け取り、リンクをクリックすると、おサイフケータイアプリ(おサイフケータイWebプラグイン)が自動的に起動し、あとは特に迷うことなく決済を進めることができる。
上記Edayと同じ。
Amazonで購入,コンビニ払いを指定し,ファミリーマートで支払う場合,現金もしくはファミマTカードのクレジット払いのいずれかとなり,それ以外の,WAON等の電子マネーを含む決済方法は利用できない。ファミリーマート・お客様相談室の正式回答。2014年11月16日
- 磁気不良になったカードをATMで即時修復できるサービスをりそな銀行は提供している。
- 「三菱UFJ銀は店舗外ATMの大半が赤字だとみられる」(日経新聞)
- 1つの口座の管理に年4千円程度 「あるメガバンクの担当者の試算では、経営判断でリストラ余地がある人件費や店舗維持費用を除き、ATMや通帳代など基本的なコストだけで1つの口座の管理に年4千円程度かかる。世界的なマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金対策の強化で、預金を安全に保管するためのコストは上昇傾向が続く。」2019/11/2 2:00日本経済新聞 電子版
- 米銀は「税金で救われた金融界への非難が渦巻くなかでも利用者に負担を求めるずぶとさ。いずれも邦銀に足りない要素だといえる。」2019/11/2 2:00日本経済新聞 電子版
- 「ある信金では「1口座当たり概算で年間2千円ほどはコストがかかる」(担当者)。」2019/11/27 20:22日本経済新聞 電子版
- 貯金箱の大量の硬貨を銀行で両替すると手数料がかかるので、代わりに硬貨で入金していたのだが、これも有料になりつつある。三菱銀行は来年4月から500枚以上1,100円などの手数料がかかる。「大量硬貨取扱手数料新設のお知らせ」をググって。ちなみに、「ロビー入金機」という機械のある店舗でしか入金できない。いまでも。
Gmailに「株式会社鹿児島銀行」の広告†[edit]
一応ターゲット広告の一環なのだろう。Gmailの広告(=GmailのAI)は的外れが多いので深く気にしない。今日、「株式会社鹿児島銀行」の定期預金の広告が出ていた。しかし、本当に口座開設を認めるのか? 僕の経験上(非常に限られた経験だが)、銀行は現住所や勤務先がその銀行と関連がないと口座開設を認めない。富裕層なら別だけど、一般人の口座なんてゴミだからだ。高度経済成長期ではない。
三菱UFJ銀行は、地元の支店でしか口座開設を認めなかったし、中国銀行(広島)は東京在住を理由に東京支店での口座開設を拒否した。
「株式会社」を前に付けるなんてくそ真面目。金融の広告にはそういう規制があるのか。
スルガ銀行ANA支店†[edit]
- ATM手数料が無料となるのはセブン銀行/ゆうちょ銀行/イーネット/タウンネットワークサービス/イオン銀行 (2018年1月現在)
財布忘れたけど現金†[edit]
財布がなくスマホしかないときに現金を手に入れるには、セブンATMで、カードなしにスマホだけで出金できる。「スマホATM」というサービス。(スマホATM | セブン銀行)。主な口座は、①じぶん銀行、②LINE Pay(銀行口座と紐付いているもの)。②は手数料216円。①も、レベル2より低いと108円。(レベル2になるには残高10万円以上だが、そうでなくても手数料は108円なので非常時のコストと考えれば高くない。)
- 在留許可を持っていても「「(不正送金口座に利用されるという)“ババ”を引きたくないので、一見客として来店する外国人は一律に口座開設を断っている」(関東の地銀)」日経ビジネス2019年11月11日号 21ページ
- トランスファーワイズ社はの「カーマン氏は日本では最近まで口座開設時の本人確認がオンラインで完結できなかった点などを挙げ、フィンテック普及に向けた規制緩和がアジアの中でも「遅い」と指摘している。」2019/12/6付日本経済新聞 朝刊
同じカードを複数のアカウントに登録できない。(複数のアカウントを作る必要は通常はないが,ある店で買い物をする際,PayPalで払うには新規でアカウントを作る手順しかなかった。)
外貨決済の手数料については上述。