NET/日経新聞電子版
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**紙面は孤高にして連携は途上。 [#qef70a34] 「詳細はウェブで」の類は世間並みによく利用されているが,それ以上の連携はまだ途上。「関連キーワード」(ワードロボ)で無理やりつないでいる段階。例えば,「宮内庁調査官が明かす『896の聖域』 天皇陵の真実」という記事が電子版(ウェブ版)に載っている(2010/11/27 4:00)。同日朝刊の「古代史解明の鍵 『陵墓公開を』強まる声」(2010/11/27朝刊)に連動したものだろう。しかし,「朝刊・夕刊」には,ウェブ版のこの記事へのリンクはない。勿体ない。 -紙面とウェブ版に同じ記事が載っていても,ウェブ版は補充的内容を含む場合もしばしばあることは前述した通りである。さらに,補充関係にとどまらず,紙面では内容が大幅に省略されていることもある。例えば,紙面では「短信」でも(その元記事に当たる)ウェブ版ではそうでないこともある。おそらく紙面の面積の都合だろう。困ったことに,現状,「朝刊・夕刊」には,より詳細な記事がウェブ版にあるという誘導やリンクが出ないので,「朝刊・夕刊」や紙面だけを見ていると,記事の細部を取りこぼす虞がかなり高い。細部の方がビジネスに役に立つことが多いのではないだろうか。やれやれ,一つの日経新聞なのに「朝刊・夕刊」,電子版の両方に毎日くまなく目を通すのは骨が折れる。2つのメディアがバラバラに動くのは読者を情報の洪水に放り出すものだ。幸い,電子メディアではリンクや関連記事,その他の手段で,2つのメディアを連携・融合させる(バラバラに動く利点を残しながら)ことができる。後述するが,電子メディアの特性を活かすことができる。 --例えば,「三越、高級バスツアー倍増」(2010/12/22付日本経済新聞 朝刊)はこう違う。下線部は紙面(「朝刊・夕刊」含む)にはない。電子版(ウェブ版)のみ。 >……国内有名観光地の高級旅館やホテルに宿泊し、1泊2日の旅行代金は1人平均約15万円。%%%景気低迷にもかかわらず、売上高は年率2けたで伸び、利益率も30%前後と高いという。%%%利用客は三越の上得意が多いため、…… -前提整理。各記事には,「関連キーワード」(ワードロボ),関連記事一覧,「関連記事」という名の関連記事一覧,「類似している記事」という名の関連記事一覧,「この記事を読んだ人に人気の記事」,同じ紙面の記事など,非常に多くの他記事へのリンクがある。ただし,どの記事にもこれらの項目が付いているわけではない。どこまで付いているかは「場所」(メディアの種類)によって微妙に違うようだ。適切に使い分けている面もあるのだろうが,おそらく複数のシステムの寄せ集めのため微妙にずれがあるのだろう。主力メディアである「朝刊・夕刊」は連携が硬直的(後述)。 日曜朝刊に「日経新聞電子版 閲読ランキング」が載る。「朝刊・夕刊」上では電子版の各記事へのリンクになっていてよさそうなものだが,なってない。紙と変わらない。「朝刊・夕刊」の外にはリンクを貼らない方針?潔癖だ。(「朝刊・夕刊」の記事本文は,紙面の記事データベースの制約を強く受けるのだろう。紙面にないリンクを「朝刊・夕刊」に出現させるわけにはいかない,と。システム設計が硬直的ではないか。)しかも,この記事の関連記事欄にも各記事へのリンクはない。電子メディア同士なのに,どうあがいてもリンクをたどれない。なお,他の記事と同じく,「類似している記事(自動検索)」一覧はあるが,自動検索はランキング記事を的確に網羅するほど賢くないし,後述する大きな制約もあるので,この場面では全く役に立たない。 -しかも,「日経新聞電子版 閲読ランキング」はウェブ版にも出てくるのだが(「ビジネスリーダートップ > コンフィデンシャル > 5分でわかる先週の動き > 記事」),そこでもハイパーリンクになっていない。リンクになっていたら5分では終わらない? -ウェブ版で読者コメントを募集するなど「連動企画」に関しては,「朝刊・夕刊」上にウェブ版(電子版)への特設リンクが貼られる。Web刊の「連載・コラム」へ移動する。 --インタビューの「発言要旨」が紙面に載り,末尾に「詳報は電子版に」とあった。続きはウェブでの類である。「朝刊・夕刊」では「詳報は電子版に」の記述はなく,記事の下の「関連記事」に「メラメド氏のインタビュー詳細はこちら」が付いていた。ただ,そのリンクには行き先が電子版(Web刊)であることは示されていなかった(2010/12/21朝刊)。行き先は「トップ > インタビュー・会見 > 記事」だった。 --「詳細を○日付日経ヴェリタスに」と「朝刊・夕刊」に書いてあった。電子版にも,紙面とヴェリタスの中間の詳しい一覧が載っているのに,「朝刊・夕刊」にその言及はない。 -「文学周遊の写真がインターネットで購入できます。写真販売サイト『日経ストア』」はちゃんとリンクになっていた。 -「[[asahi.com(朝日新聞社):今日のサンヤツ - BOOK:http://book.asahi.com/sanyatsu/]]」相当はない(と思われる)。あればかなり便利だし日経の収入にもなるのに。 逆に,電子版から紙面(「朝刊・夕刊」)への連携も足りない。例えば,2010年11月16日朝刊経済2面の「今年度GDP実質2.3%増 NEEDS予測」という記事を見ると,紙面では表があるが,ウェブ版(2010/11/15 18:51電子版)ではない。ウェブ版は統計表の内容を本文の文章に取り込もうとしていた。しかし,表の内容のごく一部しか拾えていない。そもそも数字の表を文章にされても読者は困る。だから表がある。しかも,「詳細は『朝刊・夕刊』または紙面を」という誘導もなかった。ウェブ版の読者は,紙面にはきっと表があるはずと察しながら読む必要がありそうだ。 -Web刊に少し珍しい形式の「記事」が載っていた(2011/1/2 AM 10:49確認)。記事の最後に,「『朝刊・夕刊』で詳しく」というリンクが付いている。「続きはウェブで」の類を電子版同士で行っていた。こんなことすら滅多に見かけない。内容は,元日1面トップ記事である元日特集から,冒頭2段落だけを取り出した文章で,最後に「朝刊・夕刊」の該当箇所に飛ぶリンクが付いていた(リンク名は上記)。つまり,紙面にはこんな記事が載っていますよ,是非見てください,という宣伝・誘導。ただ,そうは明示されていないので,「随分短い記事だな」で読み飛ばしてしまう人もいるかも。客を呼び込むにはあと一声足りない。新人営業のようだ。さて,この「記事」自体は記事の扱いではないようだ。記事ならあるはずの「保存」ボタンもないし,記事データベースにも収録されていない。元の文章の2段落目で尻切れになっているのだから当然か。肩書き日付は「2011/1/1付」だった。 さらに,「朝刊・夕刊」内の,一つの記事の中での連携も不十分である。紙面を読んでいると,欄外注記(「キーワード」という名前)が付いている記事がある。本文では,対応部分はゴシック体(紙面)になっており,鍵の印が付いている。キーワード欄を見よ,というわけである。ところが,「朝刊・夕刊」では単にボールドになっているだけで,リンクも何もない。紙面の体裁を知らないと,なんでボールドになっているのか分からないし,下に「キーワード」なるミニ解説が付いていることにも気づかないだろう。自分達の資源を生かし切れていない。
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