旅行
の編集
https://over.6pb.info/wiki/?%E6%97%85%E8%A1%8C
[
トップ
] [
編集
|
差分
|
履歴
|
添付
|
リロード
] [
新規
|
一覧
|
検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
-- 雛形とするページ --
(no template pages)
***円建ては罠 [#atmrate] 一部の地域(例えばSingapore)では,ATMを所有する現地銀行の為替レートを使うか,マスターカードのレートを使うか,画面上で選択できる(選択させられる)ことがある。(地域によってはそういう法規制があるようだ。)あるいは,「円建て」と「現地通貨建て」の選択も意味は全く同じ。 一般的にどちらが有利かは知らないが,私の経験した範囲では,現地銀行レートはかなり日本円生活者に不利だった。例えばTTM 81.75,カード請求書の為替レート 81.634に対し,銀行レート 84.79420。これはTTMに比べ3.7%も割高だ。非常に高い。この銀行レートが幾らになるのか,Singaporeの例では画面で明確に提示されたが,その場でいきなり「選べ,同意しろ」と言われても判断に困るので,事前に,直近のTTMを1円単位でよいので知っておいた方がよい。 DCC(Dynamic Currency Conversion、為替変動リスク回避決済)の一種だろう。だが、サービスの対価が高すぎるし、何より対価の開示が不十分だ。海外の免税店でも、日本円で払うとかなり割高だ、経験上。さらに,ショッピングなら為替変動リスク回避(金額を確定する)の意義はまだあるが,キャッシングの場合,金額は確定しない。この金額から日本のカード会社に年利18%で利息を払う必要がある。海外キャッシングはあくまでも借金だ。キャッシュカードではない。 「円建て」を選ぶと為替手数料を現地の銀行に払う。あとで日本のカード会社に苦情を言ってもどうしようもない。これに対し,現地通貨建てでキャッシングすれば,為替手数料を払う相手は日本のカード会社になる。そして,日本の利息制限法その他の金利規制が適用される。為替手数料と利息の両方を取ると日本の利息制限法その他の金利規制の上限を簡単に超えてしまいかねないし,超えないようにするには計算が面倒になるので,(現地通貨建ての)海外キャッシングは為替手数料の上乗せがほぼない。単純に利息だけが請求される仕組みになっている。日本の利息制限法その他の金利規制では,「これは為替手数料であって,利息ではないので,上限を超えない」という言い逃れはできない規制になっている。海外銀行の「円建てキャッシング」はいわば法の抜け穴だ。 -&ref(singaporeApr7_2014.jpg,,70%); -&ref(singaporeApr7_2014b.jpg,,70%); なお,「マスターカードのレート」と言っても,実際にはそれは,マスターカードで一律に決まっているわけではなく,所持しているカードの発行会社とマスターカードとの契約により違い,かつ,具体的数字は非公開,というのがマスターカードの公式見解。 -[[FPさえも騙された!悪質な海外ATM「手数料12%」の落とし穴 | 老後のお金クライシス! 深田晶恵 | ダイヤモンド・オンライン:https://diamond.jp/articles/-/215108]] 2019.9.19 #hr ドゥブロブニク空港のATM。右側は現地銀行のレート。コミッションなしと書いてあるが,レートは悪い。私は左側の条件で利用し,カードの請求書のレートは18.230。右側の銀行レートは19.37771とあるので,6.2%も割高。2014年 9月 -&ref(ATMatDubrovnik.JPG,,70%); #hr 米国NYの空港ATMの例。2017年1月。カード請求書のレートより8.9%割高。しかもATM fee 3USDも加算されさらに実質手数料が高くなる。Travelex -&ref(usatm2017Jan.jpg); #hr 新記録を発見。為替手数料11.94%。左のウォン建てで借りた私の手数料は実測で0.28%(利息その他,名目を問わず全ての費用込みで)だった。 &br;&ref(ソウル銀行ATM2018Feb.jpg);
タイムスタンプを変更しない
___paraedit_taxtarea___
テキスト整形のルールを表示する