NET/日経新聞電子版
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***ハイフン [#yad6a6e4] &aname(hyphen);全角ハイフンを含む語を記事検索で引いても,意図した結果を得られないことがある。技術的なことなので結論だけ言うと,全角ハイフン(ダッシュを含む)の混乱を記事検索プログラムは考慮していない(2010年12月1日時点)。プログラムは汗をかかず,人間が汗をかく仕組みなっている。しかし,プログラムは人間の代わりに汗をかく仕組みではないか。とりわけ日経電子版のような,文字コードの専門家でない,広く職業人((学生のような暇人ではない))が使うシステムの場合は。……それにもかかわらず現状は,全角ハイフンを含む検索語を的確に引けるかは利用者のリテラシーに委ねられている。 |>|>|>|検索語とヒット数||Unicode|名称|簡単に言ってどういう文字か(どういう意味か)|h |GFAJ–1|0|Funds–i|0|全角|U+2013|EN DASH|enダッシュ| |GFAJ—1|0|Funds—i|0|全角|U+2014|EM DASH|emダッシュ。全角ダッシュ| |GFAJ―1|4|Funds―i|2|全角|U+2015|HORIZONTAL BAR|欧文で会話文の「」に相当する使い方をされる。Quotation dash。和文でも2本つなげて似た用法をする(下記参照)。日経もその用法で使う。しかしいずれにせよハイフンの意味ではない。| |GFAJ-1|1|Funds-i|0|全角|U+FF0D|FULLWIDTH HYPHEN-MINUS|ハイフン,マイナス。どちらの意味でもよい(そういう文字)。| |GFAJ-1|1|Funds-i|0|半角|U+002D|HYPHEN-MINUS|上記と全く同じ(その半角)。| |GFAJ‐1|0|Funds‐i|0|全角|U+2010|HYPHEN|ハイフン。「ハイフン(四分)」(JIS X 0213:2004の日本語通用名称)。| |GFAJ−1|1|Funds−i|0|全角|U+2212|MINUS SIGN|マイナス| なお,日本語や英語の常識として,ハイフンとダッシュは意味が違う。過去にはコンピューターの使える資源が非常に乏しかったこともあり,代用され一緒くたにされることもあったが,いまは違う。我々はもう貧乏ではない。 過去の経緯は兎も角,今日ではハイフンを全角で書くときはU+FF0Dで書く(そう変換される)のが普通だろう。しかし,それで検索すると,上記のように利用者の意図した結果にはならない。日経電子版では全角ハイフンにU+2015 (HORIZONTAL BAR) が使われている。このずれをプログラムが吸収するのは非常に簡単(極めて簡単)なのだから,システムを修正すべきだ。どちらが正しいのかの議論は,職業人には必要ないし,ましてやコンピューターに合わせる必要などさらさらない。 -HORIZONTAL BAR(ホリゾンタル・バー)を和文でQuotation dashの意味で使う例。日経本紙もこういう使い方をする。インタビューで > ――正しいフォームで走っているか否かはどう判断すればよいですか?(記者の質問) > 「足音がばたばたと五月蠅いかどうかは一つ参考になります。」(相手の回答) > ――どうしてですか? > 「足の裏全面でべたっと着地していると音が大きくなります。」 <両方とも「」で囲むと混乱するからだろう。パソコン画面上では2本のHORIZONTAL BARはつながって見えることも多いが(それは環境次第である),紙面では少し離れている。HORIZONTAL BARの他の用例としては,論旨の展開に少し間を置く(一呼吸置く)用途がある。これは漱石にも多用されている。
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