NET/日経新聞電子版
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***2つのメディア,2人のエディター [#s056f932] -2010年11月26日朝刊に「エコポイント、駆け込み過熱」という記事が載っている。電子版(ウェブ版)では「エコポイント駆け込み過熱 TV購入、数時間待ちも」という見出しになっている(2010/11/26 9:04閲覧)。ウェブ版のこの見出しはエディターの勇み足だ。この記事の中にはレジ待ちが数時間待ちという話は全く出てこない。(納品が数ヶ月先という話は出てくる。)レジ待ちの話は数日前の記事(23日朝刊)にあり,それに引きずられたと思われる。逆に言うと,紙面のエディター(編集)の方が職人として一枚上手ということになる。 -ある日の朝刊に,「首相『公邸と官邸、実はつながっている』」という見出しがあった(2010年11月26日朝刊)。耳目を惹きつけるよいコピーだ。ところが,電子版では「政府の危機管理、甘さ露呈 北朝鮮砲撃」であり,これでは目にしない人も多いだろう。コピーの出来はエディター次第。なお,[[アクセスランキング:http://www.nikkei.com/access/]]の上位に来たのは前の記事だった(26日9時現在,4位)。(アクセスランキング「総合」部門は「朝刊・夕刊」やウェブ版を横断的に一覧する。同じ記事なのに,有料会員しか読めない前者が,無料会員も読める後者を上回ることも少なくない。これを素直に受け取って,見出しの力は大きい,と驚いてよいのか,それとも,別の理由がある,例えば,「同じ記事」は「朝刊・夕刊」に合算されることもあるのか,よく分からない。) --日経に限らず,新聞サイト編集部は読者の行動を分析しているはず。研究者には垂涎の情報だろう。そうした職人技が社外秘として埋もれていくのは勿体ない。社外秘としても他社と「営業成績」で差を付けることに役に立っているとは思えないし,そもそも上記のように,社内的にも十分に技が承継されているとは言い難い。商品化できないものか。 --商品面に「鶏卵のイロハ」というミニ連載があった。2回目の見出し(紙面)は「ケーキやおでん、年末に需要」(2010/12/23付日本経済新聞 朝刊)。電子版では「鶏卵、おでんにケーキに… 11~12月は引く手あまた」。さて,紙面の特定の面(例えば商品面)に載るというのは,既にその時点で一定の見込み客を掴んでいるので,その客層のみを相手にすればよい。しかもその商店(面)の目玉商品より目立つのは失策である。他方,電子版では(特に日経では)横一線なので見出しが拙ければたちまち沈んでしまう。こんな事情はあるのだろう。 -特許庁が奈良で日中韓とインドネシア、マレーシア、シンガポールの6カ国シンポジウムを開いた,という記事が2010/12/4の朝刊と,前日夜のウェブ版に出ている。朝刊の見出しは「(短信)日中韓など知財保護強化を議論」,ウェブ版の見出しは「知財保護強化を議論 特許庁がアジア6カ国シンポ」。さて,どちらの見出しが優れているだろうか?私は前者の記事を読み飛ばした。日中韓の特許当局の交流はもう日常茶飯事であり,ニュース性が低いと思ったから。しかし,「アジア6カ国シンポ」となると話がかなり異なる。
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