KVSのページに,各社の特典航空券検索における癖や,スターアライアンス,oneworld,Skyteamそれぞれ,検索するならどこを使えばよいかも記載した。
United Airlines | British Airways | ANA | JAL | 備考 | |||
low | high | ディスカウント | |||||
購入期間 | 60日前から4日前まで | 62日前から当日まで | 2ヶ月前から | 2ヶ月前から | UAは20日前から手数料USD75 (2019/11/15分から廃止) | ||
~600 (羽田・大阪:280) | 5,000 | 4,500 | 5,000 | 7,500 | 5,000 | 6,000 | 2017/4からJAL 7,000→6,000 |
~650 (羽田・札幌:510) | 9,000 | 6,000 | 7,500 | 2017/4からJAL 8,500→7,500 | |||
~800 | 7,500 | 羽田発で650か800かで差が出る行き先は奄美だけ。 | |||||
~1,600 (羽田・沖縄:984) | 8,000 | 7,000 | 10,500 | ANA,JAL:石垣はさらに高い | |||
マイル価値,ビジネスきっぷ比 | |||||||
羽田・大阪 | ¥3.2 | ¥3.6 | ¥3.2 | ¥2.2 | ¥3.2 | ¥2.7 | ¥16,240 |
羽田・沖縄 | ¥5.4 | ¥5.8 | ¥6.2 | ¥4.1 | ¥7.2 | ¥5.8 | ¥43,490 |
BAマイルでJAL国内線を購入後,JALのダイヤモンドデスクに電話すれば座席指定できる。ただし,2か月2週間前9:30にならないとダイヤモンドデスクに電話しても座席指定できない。国際線のルールが適用される。Cf. JAL国際線 - 事前座席指定サービス
私は、ダイヤモンドデスクで座席指定するのと一緒に,「紐付けをJALのマイレージ番号に変えて」といつも頼んでいる。こうすればJALカードでチェックインできる(skipは不可)ので空港で時間を節約できる。偶に,ダイヤモンドデスクの担当者から,変更はできないと言われることがあるが,いつもやっていると言えば最終的にやってくれる。Amadeusで予約番号を調べてネットで座席指定する場合でも、事前に紐付けを変えておけば席の選択肢が大幅に増える。JALの会員資格が反映されていなければ、色々手間をかけてもよい席は選べない。2016年 6月
電話でなく,ウェブで座席指定するには,JALアメリカ地区サイトの「予約確認」(「WEBチェックイン」ではなく)で行う。JAL予約番号が必要。 http://www.ar.jal.com/arl/ja/
JALのマイレージ番号に紐付けを変えると、JALの現行システム上はJALのマイルを使ってJALに乗ったのと区別できない側面があるようだ。BAのマイルでJAL国内線に乗ったのに「16春 国内線特典航空券 マイルバック」の対象となり、500マイル加算された。逆に、特典航空券という側面が落ちてしまっていると思われる部分もある。後述するように、いまのところクラスJクーポンが適用できる。2016年 9月 4日
JALがoneworldに開放している席数と、JAL会員のみに開放している席数は違う。BAで空きがなくてもJALで取れることもある。例えば下記のように同じ日でも差が出る。ANAとスターアライアンス特典でも同じことが言える。
BAの特典予約(JAL国内線)のキャンセルや日程変更には,7,740円の手数料(電話手数料2,000円,変更手数料5,740円)がかかるとされている(Reward flight booking and service fees | British Airways)。だが,実際はこれよりずっと安い手数料ですんだ。当初の発券の際,税金等を600円前後(往復で)払っているはずだが,キャンセルした場合本来それは返金される。それを放棄すれば,それ以上の手数料は不要だった。マイルは即座に全額返還された。手続は電話で行ったが,電話手数料もなし。「7,740円の手数料」というのは,最大7,740円まで没収する(Less cancellation feeはこれを意味?しかしこの英語はネイティブでも意味不明だそうだ。)という運用のようだ。BAの人は,日程変更したい場合でもキャンセルした方が得だと教えてくれた。2015年7月31日
BAでBAのマイルを使い,AmericanのSFO発,LAX行きの特典旅行を予約。引き続きAAのサイトで座席指定。この時点ではMain Cabin Extraは選べないが,予約詳細画面(AA側)でJALのマイレージ番号(ダイヤモンド)を入力し,もう一度座席指定画面を見ると,Main Cabin Extraも最前列も含めて追加料金なしで選べた。BAマイルでJALを予約するときと違い,シームレスに連携している。2015年 8月25日
上記の予約とは別件だが,LAXからSFOに移動するために2時間後のAAフライトを空港で予約・購入したことがある。Deltaに乗り遅れたのが原因。ちなみに一番苦労したのは,空港のネットがWiFi,auのローミング共に異常に遅くて使い物にならなかったこと。
JALのJAL国内線特典航空券に対しクラスJクーポンを適用することはできないが(Cf. JAL - 国内線特典航空券で予約をしていますが、搭乗当日クラスJまたはファーストクラスに空席があれば変更することはできますか。),BAのJAL国内線特典航空券に対しては適用できる。「JMBマイル積算対象外運賃、特典航空券などでのご搭乗時にはご利用いただけません。」(クラスJ-eクーポン お取扱い詳細及びご注意事項)と書いてあるのに。私は毎回搭乗前に,上述の通り,マイレージの紐付けをBAからJALに変更しており,これが原因かもしれない。2016年 7月 4日
BA特典でマレーシア航空便を取ると諸税(手数料等)が非常に高い。同じ路線でキャセイ便を取れば特に高くないので,マレーシア航空側の事情だと思われる。JAL特典で取った場合も同様だと思われる。2017年 3月
直行便 | CX | 20,000 Avios + ¥ 4,130 |
MH | 20,000 Avios + ¥ 12,740 | |
SIN経由 | CX→MH | 70,000 Avios + ¥ 11,440 |
BAの特典航空券はマイルの代わりに一部を金銭で払える。実質的にバイマイル。マイル単価は場合によるが、1.5円前後になるようだ。円建てで払うのでカードの為替手数料(1.67%が多い)もない。(使わずに済んだマイルを「留保マイル」と表記。)
Avios | 支払額 | 留保マイル | マイル単価 |
20,000 | 4,090 | ||
18,200 | 7,590 | 1,800 | 1.9 |
16,400 | 10,890 | 3,600 | 1.9 |
14,600 | 13,690 | 5,400 | 1.8 |
12,800 | 15,590 | 7,200 | 1.6 |
11,000 | 18,490 | 9,000 | 1.6 |
このようにマイルの仕入れ値で考える他に、予約するフライトのマイル価値で見ることもできる。別の例(例2)では、購入すれば予約変更可能チケットの値段は¥89,835(往復の半額)だったので、仮にこれを基準にすると、標準の組合せでは5.8円、金銭支払額を最大にしたときは10.0円になった。1マイルを10円で使える、と考えると「バイマイル」も悪くない。
Avios | 支払額 | 留保マイル | マイル単価 | 航空券の値段 | マイル価値 | 倍率 |
15,000 | ¥3,080 | ¥89,835 | 5.8 | 1.0 | ||
13,500 | ¥5,980 | 1,500 | 1.9 | 6.2 | 1.1 | |
12,000 | ¥7,880 | 3,000 | 1.6 | 6.8 | 1.2 | |
10,500 | ¥10,680 | 4,500 | 1.7 | 7.5 | 1.3 | |
9,000 | ¥12,380 | 6,000 | 1.6 | 8.6 | 1.5 | |
7,500 | ¥14,480 | 7,500 | 1.5 | 10.0 | 1.7 |
Groupon ESでIberiaのaviosを買う際IberiaPluStoreを経由しても,いまはかつてのようにボーナスは付かない。規約上は。でも実際は依然として付与されているという話(日本在住者の)もある。2017年8月に私が購入したところ,約44日後に付与された。本体もボーナスも加算時にメール連絡は来なかった。2017年11月に購入した際は49日後にボーナスが付与されていた(前日にはなかった)。
IBとBA間のマイルの移動は,両者で登録情報が一致していないとできない。特にメアドが同じ必要がある。修正してから移動できるようになるまで3日かかったが,その時点でも依然片方向だった。IBサイトからBAのアカウントにアクセスする(それができて初めて移動もできる)ことはできるのに,BAサイトからはIBにアクセスできなかった。"Sorry, your log-in details have not been recognised. Please contact us"と言われた。2017年10月 8日
ANAの特典航空券の一番の利点は,画面操作が軽快,簡明なこと。複数のスターアライアンス航空会社をまたがった検索が当然のようにできる。JALはこれがまったく出来ないので,電話での相談になる。JALで取る場合でも,電話をする前にKVS toolなどを使って空席状況を調べれば,電話の会話は「この便とこの便」のように特定して予約を入れるだけだが,KVS Toolがないとお手上げだ。
スターアライアンス特典の変更は、現在から96時間以上先の便への変更でなければならない。出発直前に予約を変更すること自体は出来るが、翌日便に変更することは出来ない。4日以降先の便への変更になる。(ANAに確認した。)Cf. お申し込み・お受取方法│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
会社 | 種別 | 制約 | 出典 |
ANA | ANA国際線特典 | 直前の変更はできない。予約済みの便の24時間前かつ、搭乗希望便出発の24時間前まで | https://www.ana.co.jp/... |
スターアライアンス特典 | 現在から96時間以上先の便への変更でなければならない。出発直前に予約を変更すること自体は出来るが、翌日便に変更することは出来ない。4日以降先の便への変更になる。 | https://www.ana.co.jp/... | |
JAL | 後述 |
スターアライアンス特典は航空会社を混在できるのが便利だが、後日日程を自由に変更できるのをいいことに、適当な組合せで(この航空会社,機材は乗ったことがないので乗りたいなどの理由で)予約すると後日困るおそれが大だ。日取りや時刻は変更できるが、航空会社は変更できない。便数が少なければ時間帯の選択肢も少なくなるし、空席も得てして少なくなる。仮押さえのつもりならば,便数の多い航空会社を選ぶべき。Cf. 同上。
出発地→経由地(乗り継ぎ地)→目的地→経由地→最終帰着地,の順番とは限らない。目的地は「出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とします。」で決まるので,出発地→目的地→経由地→目的地→最終帰着地,の順序となることもある。そして,「目的地」に当たる地点が複数ある場合は,最初が目的地になるようだ(後述)。即ち,出発地→目的地→経由地1→経由地2→最終帰着地,の順序となる。
例えば,東京からソウルに行く特典航空券をANAの画面で検索する際,往復共に台北や中国を経由するルートも選択できるので,例えば東京→台北→ソウル→上海→東京,と移動することも可能だ。感覚的には目的地はソウル。しかしANAとしては目的地は「台湾・中国・香港」(Zone 3)となり,ソウルは経由地となる。つまり,出発地(東京)→目的地(台北)→経由地1(ソウル)→経由地2(上海)→最終帰着地(東京),の形となる。経由地は片道につき2回まで。(だから国際線区間の最長は出発地→経由地1→経由地2→目的地→経由地1→経由地2→最終帰着地,となる。)
台北と上海のどちらが目的地になるかが特に重要になるのは,途中降機を考える場合。旅程全体で1回,途中降機できる。目的地は途中降機の回数に入らない。上記の例なら台北が目的地と認定されるので,ソウルと上海の両方で24時間以上滞在することはできない。
東京→台北→ソウル→台北→東京は発券可能なので,ソウル→台北→東京→台北→ソウルを試すと,これは発券できない。一見単なる逆ルートだが実際はそうではないからだ。後者は,ソウルから東京よりも,ソウルから台北の方が必要マイル数が多いから,目的地は東京ではなく台北になる。そして,東京(経由地)から台北へ(実際には最初の台北が目的地なので,そこから東京へと移動しているのだが...)は,ソウルから台北(目的地)よりも必要マイル数が多いため,「乗り換え地点から目的地までの必要マイル数が出発地から目的地の必要マイル数を上回るような乗り換えはできません。」のルールに触れてしまう。(ソウル→台北→東京→ソウルも発券できないので,「乗り換え地点から目的地までの必要マイル数」は「乗り換え地点と目的地との間の必要マイル数」も含むようだ。)
東京に何度も戻る旅程は、通常、「往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由するような経路となる地点を目的地にすることはできません。」という条件に触れる。これは出発地を札幌にすることで簡単に回避できる。例えば下記の旅程では何度も東京に戻っている。
さらにこの旅程は、乗り換えは「日本以外で往路・復路各2回まで可能です。」という制限も回避している。本来、往路(国際線部分)は3区間(=乗換2回)しか乗れないが、この旅程では4区間(国際線部分)乗っている。「地上移動区間がある場合は、両端の都市を合わせて1回のお乗り換えと数えます。」を利用すると区間を増やすことができる。
「シンガポール航空の次の機種(A350-900、A380-800、B777-200ER (retrofitted)、B777-300ER)ではスイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラスでの特典航空券での予約はできません。」(概要│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ)と書いてあるけど,予約できることもあるみたい。
色々あるけど,余り悩まなくて済むのはANAのネット通販で使うこと。1マイル1円で直ちに充当できる。
他には,「ANAカードファミリーマイル」で合算。意外にも,家族カードを作る必要はない。ANAカード同士なら合算できる。ANAカードは年会費無料のものはないようだが,入会・継続ボーナスにより実質的に無料となるものも多い。私はSFCだが,家族カードは作っていない。年会費6,000円で継続ボーナス無し(JGCならあるのに)なので,元を取る使い方は限られる。家族が単独で海外旅行する機会があれば作るかもしれないが,まだそういう機会はない。国内旅行ならカードラウンジでこと足りる。
国内線には除外日があるが,除外日でなくても,2ヶ月前,あるいは2ヶ月と2週間前(ダイヤモンド先行予約)より遙かに前に完売となっていることがままありそうだ。自分の関心のあるごく一部の日程,路線でしか見ていないが,12月31日羽田から伊丹,1月2日伊丹から羽田(2017年は除外日だったが2018年は違う)は,10月上旬の時点で既に完売だった。国際線の一部として発券すれば約1年前から予約できる。その需要だけで完売になったようだ。ちなみに,JALの場合,毎年10月上旬の某日に,再度座席の供給があるようだ。実際,2017年末の予約に際しては2ヶ月と2週間前の時点でそこそこの空席があった。ANAも再度の供給があるのか不明。
JALは2016年11月以降の発券から,ANAと同じく,座席確保済みの便に空席待ちを追加する(本当はもう一便早いのに乗りたいなど)ことは出来なくなる。Cf. JALマイレージバンク - JAL国際線特典航空券:予約お申し込み
特典航空券(国際線)は,差額調整(マイルと電話発券手数料)でアップグレードすることができるが,それは,出発前,かつ,一度だけ。一般にプレミアムエコノミーは予約が取りやすいのに対し,ビジネスは取りにくいので,とりあえずPYで往復の旅程を入れ,ビジネスの空きを一つ見つけたところでまず片道だけ変更し,後日,残りを変更しようとしたところ不可だった。
途中降機は後述。
特典航空券(JAL国際線)の予約を「同時期」に複数入れると拒否されるが,1日違いの同じ便名でも不可だった。どちらも空席待ちだからか。厳しい。「同時期のご予約を既に承っているため、ご予約いただけません。」ANAは全然OKだ。2017年10月30日
標準(年会費2,160円。初年度無料)では0.5%マイル。「年会費」として5,400円(JALカードショッピングマイル・プレミアム 3,240円にも登録)で1%マイル。損得の考え方としては,1マイル2円の想定で,1,620マイル分の買い物16万2千円使って漸く収支トントンになる(それ以下だとマイナス。損益分岐点)と考えることが出来る。なお,JALカードはショッピングマイル・プレミアムの会費も「年会費」と呼ぶ。
標準 | ショッピングマイル・プレミアム | |
利用額 | ¥162,000 | |
付加料金 | 0 | ¥3,240 |
マイル還元率 | 0.5% | 1.0% |
マイル数 | 810 | 1,620 |
収支(マイル換算) | 810 | 0 |
目的地での滞在は途中降機ではない。24時間以上でも途中降機に数えない。仮に全体で1回、途中降機が可能な航空券なら、目的地に加えあと1箇所で24時間以上滞在できる。意外なミスは、自分が思っている目的地が実は目的地ではないことが十分ありえること。
日本国内で途中降機できると、チケット全体を2つの旅行(海外旅行と国内旅行)に分けて利用できる。例えば、年末年始などピーク時の航空券(「先得」など有償にせよ、国内線の特典航空券にせよ)を買うのは競争が激しい。でも国際線の一部として予約すると約1年前から予約できる。しかも予約変更自由だ。対する先得などは変更できない。あいにくANAはピーク時の除外日があるので万能ではない。でもうまく日程が合えば国際線特典航空券は国内旅行の強力なツールになる。しかし、日本国内で途中降機できないと全体の旅行をつなげないといけないのであまり現実的でなくなる。JAL(JAL国際線特典)は2016年11月以前は日本国内で途中降機できたのですごく便利だったのだが、いまはできない。
回数(旅程全体) | 日本国内で | 備考 | 参照 | |||
JAL特典 | 不可 | 2016年11月1日受付分より変更。 「日本国内区間のご利用は、往路、 復路それぞれ1区間まで」 | JALマイレージバンク - JAL国際線特典航空券:ご利用条件(往復でのご利用) | |||
JMB提携航空会社特典 | 3 | 3 | 日本国内での途中降機は実際には存在しないか。 | JALマイレージバンク - JMB提携航空会社特典航空券:ご利用条件 | ||
oneworld特典 | 7 | 日本発 | 海外発 | JALマイレージバンク - ワンワールド特典航空券:ご利用条件 | ||
不可 | 可 | |||||
ANA特典 | 日本発 | 海外発 | 日本発 | 海外発 | 途中降機への予約変更やその逆も可能(注記参照) | ご利用条件│ANA国際線特典航空券│ マイルを使う│ANAマイレージクラブ |
不可 | 1 | 不可 | 1 | |||
Star Alliance特典 | 1 | 1 | 途中降機への予約変更やその逆も可能(注記参照) | ご利用条件│提携航空会社特典航空券│ マイルを使う│ANAマイレージクラブ |
特典航空券のみならず有償の航空券も加えた。「変更可能」(有償の航空券の)でも24時間前を切ると変更できないものもあるので要注意。
会社 | 種別 | 制約 | 出典 |
ANA | ANA国際線特典 | 直前の変更はできない。予約済みの便の24時間前かつ、搭乗希望便出発の24時間前まで | https://www.ana.co.jp/... |
スターアライアンス特典 | 現在から96時間以上先の便への変更でなければならない。出発直前に予約を変更すること自体は出来るが、翌日便に変更することは出来ない。4日以降先の便への変更になる。 | https://www.ana.co.jp/... | |
有償の国際線(変更可能運賃) | 直前の変更はできないものもあるので注意。出発の24時間前 または 変更先フライトの出発6時間前のいずれか早い方、等の制限付きがある。 | https://www.ana.co.jp/... | |
ANA国内線特典 | 翌日以降の便に変更できる。(変更前の便の)出発直前まで変更できる。当日の遅い便に変更することは出来ない。2018年秋に制度変更。以前は乗り遅れそうになっても変更できずチケットを無駄にするしかなかった。 | https://www.ana.co.jp/... | |
JAL | JAL国際線特典 | 不可(驚き!) | https://www.jal.co.jp/... |
JMB提携航空会社特典, ワンワールド特典 | 便出発前まで | https://www.jal.co.jp/... | |
有償の国際線(変更可能運賃) | 直前の変更はできない。しかも3日以上先の便にしか変更できない。第1区間出発前: 旅行開始の72時間前までかつ72時間より先の便。第1区間出発後: 出発24時間前までかつ72時間より先の便。 | https://www.jal.co.jp/..., https://www.jal.co.jp/... | |
JAL国内線特典 | 翌日以降の便に変更できる。(変更前の便の)出発直前まで変更できる。当日の遅い便に変更することは出来ない。以前は乗り遅れそうになっても変更できずチケットを無駄にするしかなかった。 | https://www.jal.co.jp/... |
搭乗の当日急遽予約を変更したくなったら,BAのマイルでoneworldの当日便を新たに予約・発券し,手持ちの予約は後日に変更するのも一計だ。単に捨てるより後日に延ばしておけば使える日も来るかもしれない。BAは当日発券できるので便利だ。私は,SFでデルタに乗り遅れたとき,2時間後のAA便をBAのマイルで空港で(ただし窓口ではなくウェブで)予約したことがある。
PP単価やFOP単価はマニアの間でよく計算される。マイル単価はあまり話題にならないが,景表法上の制限が気になった。仮に総付景品なら航空券代金(税込)の20%が上限になる。1マイルの価値は景表法上は他社への交換レートから算出されると考え,SuicaやPASMOへの交換レートから1.5円と推定する。そうすると,マイル単価7.5円が下限(これ以上マイル単価を安くできない)になる。これは割と簡単に超える。どういう理屈で適法なのだろうか?
マイルは総付景品ではないという弁護士意見もネットで見る。しかし事実誤認があるのではないか。マイルは「正常な商慣習に照らして値引と認められる経済上の利益」(消費者庁長官決定では「当社便○○マイル搭乗の方に××行航空券進呈」が例示されている)として使われるだけではない。JALやANAではSuicaなど他社のポイントに交換できるし,最近は交換できることを訴求して宣伝している。
では,総付景品規制の適用除外要件,「自店及び他店で共通して使用できる同額の割引を約する証票」なのだろうか。「マイル」という単位は自店でしか妥当せず,他のポイントとの交換レートもまちまちだ。しかし,「同額の割引」の趣旨が購入金額によって割引金額が異なる場合を規制する趣旨なら,単位や額面は違っても概ね同じ金銭価値の割引を約する証票と言える。(さもないとそもそも交換が成立しない,と言い張ることもできる。)
なお,JALやANAでは「支払うべき対価を減額すること」を満たさない。支払いの一部にマイルを充当する形式を許していない。
See 生活
JAL/ANAだけですまなくなると、海外のマイル管理サービス/アプリを使うことになる。定番はAwardWallet
プラチナメダリオン会員以上なら特典航空券のキャンセル手数料(「マイル返却手数料」)や変更手数料(「再発行手数料」)は無料だが、キャンセル/変更自体は72 時間前までしかできない。なお、特典航空券は「払い戻し不可」ではないが、出発予定時刻の72時間以内になった特典航空券を払い戻し不可と呼んでいる。これは航空業界一般の言い回し(TICKET IS NON-REFUNDABLE.)なのだが,一般人は当惑する。特典航空券&サービス手数料:デルタ航空 論理的には、航空券がNON-REFUNDABLEの状態になったのであって、航空券自体がもともとNON-REFUNDABLEであったわけではない。この区別がないのはテレックスか何か、文字を送るのに大きなコストがかかった時代の名残だろう。
大韓航空の特典航空券(ソウル発)をDeltaで発券したところ、画面やメールではKRW建てだったがカードの請求はドル建てだった。28,000KRWが25USD。固定かもしれない。固定だと円建て支払額が予想外に振れることもあるだろう。2017年 8月26日
大韓航空の特典航空券(ソウル発)をDeltaで発券し,デルタのウェブで座席指定したところ,デルタのプラチナメダリオン会員としてスカイチームで優遇されることは特になく,全く平会員扱いだった。2017年 9月 7日