マイル計算 † 
快適に乗る工夫 † 
- 14時間超のデルタ,シアトル→香港。プレエコもどきに無償UPされたが予約時点で間席のみ。一つ格下の,有償席にダウングレード。それも出発間際に相席に。搭乗直前に最後列(更に格下の無償席だがゲート管理のブロック席)に変更。横3席確保で4時間以上よく眠れた。
- ゲート管理の最後尾の例:

- 飛行機に乗る前にラウンジから調達してくると役に立つのはフルーツ(特にラップされているリンゴ)。機内でジャンクフードを食べるのは不健康。
- 最前列やexit rowは肘掛けが上がらないので横になれない。
事前準備 † 
- フライトの時刻変更をいち早く知らせてくれるサービスに登録しておくと,急いでタクシーで空港に行ったものの,タクシーに乗らなくても全然間に合った,というトホホを減らせる。本来,航空会社からメールやSMSで連絡が来るべきだが,実際は対応が中途半端だ。国際線の国内線部分には対応していない(ANA)とか,直ぐに来ない(空港の館内放送のずっと後になってANAからメールが来た)などいまいち使い勝手が悪い。私はAmadeusのCheckMyTripに旅程を登録している。これは連絡が早い。空港や航空会社の公式ページではまだ発表されていない段階でメールが来るので重宝している。Googleで検索する(便名を単純に検索する)のもよい手段だ。これも空港の案内板より全然早いことが多い実感。
安全性 † 

- Source: New York Times and flightradar24.com
飛行機内の性被害 † 
- 中国なら安全か。CAもみなし公務員。「新疆ウイグル自治区での滞在最終日、WSJ記者は早朝5時にウルムチ空港に向かった。...中国南方航空の北京行きの機内では、客室乗務員が警察と同じボディーカメラをベルトに装着し、記者に向けているように思われた。到着後、その乗務員は映像を見せるのを拒み、機内クルーが安全対策としてカメラを身につけるのは当然だと話した。」中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く - WSJ 2017 年 12 月 22 日 08:41 JST
自動操縦 † 
- Q:自動車の自動操縦と飛行機の自動操縦の違いは?
- A:飛行機の自動操縦は,パイロットの非常に高い負荷を少しでも軽減し,パイロットが操縦の重要な部分に集中できるようにするために作られている。
杉江弘『乗ってはいけない航空会社』 † 
杉江弘氏の『乗ってはいけない航空会社』(2016,双葉社)によるランキング。杉江氏の主張には賛成できるところもできないところもあるが,ここに上がった名前にはさして異論はない。
アシアナ航空
トランスアジア航空(本書発行後,経営破綻)
大韓航空
トルコ航空
マレーシア航空
エジプト航空
ガルーダインドネシア航空
中華航空(China Airlines, 台湾)
エールフランス
以下省略
米国の大手航空会社やサウスウェスト航空(LCC)の圧倒的安全性を強調する主張は合理性があると考える。他方、湾岸3兄弟(エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空)の安全性に疑問符を付ける主張や、ルフトハンザ航空のプラス評価は、本の記述だけでは説得力に欠ける。(エミレーツが今年8月に本拠のDubaiで重大事故を起こしていることには触れている。一方で、エティハドを安全ランキングの20位にあげている。)テロの危険を低くするための政策提言の是非は、世代の違いか。私には、マスコミの好きなあの会話、「私は日本が好きだ。日本はアメリカと戦争をした。」が思い出されてしまう。
杉江氏は台湾の航空会社に厳しいわけではない。エバー航空は安全ベスト20に入れている。
WiFi † 
空港フリーWiFiは、本物か躊躇することが多い。みなそれらしい名前だ。でも、罠の可能性もある。外部のWiFiを使う際は普段からVPNを併用しているが、VPNさえあれば罠APでも安全に使えるわけではない。だから私は空港無料WiFiを余り使わない。実際、最近はローミングのデータ通信で間に合うことが多い。これは2年ほど前までは一般的でなかった。従来、ローミングはかなり割高だった。
いま、訪日外国人向けに日本国内でフリーWiFiの整備が進んでいる。しかし日本在住者の視点から見ると、あんな遅いものは使わない、になるのではないか。LTEが始まった頃にキャリア各社がWiFiへのオフロードに力を入れたけど実際はLTEより遅くて使い物にならなかったのを思い出す。いまはローミングのハードルが急速に低くなっている。空港WiFiに頼らずに済む時期もかなり早くやってきそうだ。
See au 世界データ定額
健康 † 
私は中長距離バスの匂いが嫌いなので余り乗りたくない。(市バスは特に嫌いではない。)飛行機でも出発時に燃料の匂いが機内に入ってくることがある。機内の空気がそもそも健康に悪いのではないかと気にする人も結構いるようだ。航空機内の空気が心配? 案外きれいかも - WSJによると,問題ないとのこと。特に787では他の機種と外気の取り入れ方が違い安全性が高いとのこと。また,伝染病の感染を気にするなら空気の吹き出し口をずっと自分に当てていればよいとのこと。1990年代以降,吹き出し口を通ってくる空気は半導体工場と同等レベルのフィルター(HEPAフィルター)が設置されている(787に限らない)とのこと。
人身売買 † 
- 「タクシー乗り場の職員たちはかなり頻繁に不審な状況を目撃するものの、どう対処すべきか分からなかったと話した。」人身売買の阻止、空の玄関で強化される取り組み - WSJ2017 年 12 月 18 日 10:16 JST
- 日本は米国国務省から人身売買への取り組みが不十分だと再三警告されている。
マイルの使い方(特典航空券) † 
従来,日系の特典航空券は予約の変更が自由で便利だったのだが,JALは2017年11月16日から制約が加わる。JALのマイルによる国際線特典航空券(oneworld,提携航空会社特典航空券を含む)は2017年11月16日以降の「変更」(日程や時刻の変更)から毎回2,160円(日本発券)かかる。ウェブで手続きすれば無料だが,ウェブで変更できない場合も多々ありそうだ。(ANAはウェブで変更できない場合がよくある。)
ただ,このJALのマイルによる国際線特典航空券であっても,日系の特典航空券は有利な点が多い。変更2,160円は安い方だ。そもそもANAなら無料だし,JALでも国内線なら依然無料だ。また,取消し(払い戻し)の手数料もそれほど高くない。こうした利点は,個人旅行者の多くが飛行機に乗る際に買う航空券(事前割引=正規割引航空券)に対する大きな利点だ。一番安い割引航空券(スーパー先得など)と単純比較して「マイル価値」を計算しても価値の一面しか見られない。仕事で飛行機を利用する際は予約変更可能運賃を使うことが多いはず。個人旅行でもその利点は大きい。
飛行機にせよ新幹線にせよ自動車にせよ,遠くに行けばその分高くなるのが普通だが,特典航空券では近くでも遠くでも費用が変わらないケースが少なくない。特に日本を移動する場合,BAのマイルでJALに乗ると,多くのケースで近くても遠くても必要マイル数は変わらない。有償航空券なら値段の高さから躊躇するような離れた場所に行くよい機会だ。殆どの場合,飛行機で東京から北海道や九州のどこかに行く方が,新幹線で東京から大阪に行くより安く付く。
国際線の特典航空券の楽しみ方の一つはたくさん寄り道できることだ。有償航空券だと,例えば東京からジャカルタを往復する際シンガポールに寄れば,その分,割高になる。特典航空券なら変わらないか、僅かな差しかないことが多い。(むしろ変わらずにたくさん寄り道するルートを見つけるのも楽しみの一つ。)東京の前に沖縄を付けても通常,マイル数は変わらない。(ただし途中降機の回数制限に注意。)特にスターアライアンスの場合,ウェブで簡単に経路を選択できるので,空席がどこにあるのか手探りで電話で交渉する手間が要らない。
詳細は旅行>飛行機>マイルの使い方に移動
旅行>飛行機>マイルの使い方>AwardWalletに移動
上級会員の利点 † 
- Q:上級会員で一番いい場所は?
- A:香港空港キャセイパシフィックのThe Pier First Lounge。oneworld Emeraldで利用できる。ビジネスラウンジとは入口もサービスも全く違うので注意。British Airwaysの旗艦ラウンジたるHeathrowの最上級ラウンジThe Concorde Roomはoneworld Emeraldでは利用できないが,ここは利用できる。いまCathayは経営が苦しい。贅沢なラウンジも縮小されるのかもしれない。
国内線の羽田で,チェックインカウンターで30分以上並び,2度とこんなのはゴメンだと思ったのが上級会員を目指したきっかけ。ちなみに,日本の空港では遅刻しそうな人は列に横入りできる。米国の友人が見て驚嘆していた(米国なら「悪いのはあんたでしょ」で終わり)が,本当に日本独自なのかは疑問。
米国のマスコミでは,上級会員(特に最上級会員)になるのはお得な投資だと書かれる。(例えば,Great Investment! Triple Your Money! Just Fly a Lot! WSJ)ただ,日系航空会社とは特典がかなり違う。日系はラウンジやアップグレードの優先順位を特典の主なものと紹介するメディアが多いようだ。米国では,上位座席への無償アップグレードが権利として年6回前後与えられることが目玉と考えられている。権利なので,その権利を幾らの投資で取得できるか,という発想になる。例えば,The Wall Street Journalの記事のタイトルは"The Short Path to First Class"だった。(なお,エコノミーからファーストにアップグレードできるわけではない。)
座席指定で優遇されるのは嬉しい。ビジネスクラスに乗る場合はそれほど大きな利点ではないが,エコノミーや普通席に乗る場合,広い席を選べることが多い。非常口席や前方席は,上級会員が見ると空席になっているのに,一般会員が見ると埋まっているように見える。
悪天候や災害などでダイヤが乱れ、予約を取り直す必要が生じた際、ダイヤモンドは大きな威力を発揮する。特に国内線では。一般客を押しのけることができる。これは公式の特典ではない。
他社での優遇 † 
キャセイパシフィック航空のプレエコを利用した際,客室乗務員が挨拶に来た。入れ替わりで2名も。JALのダイヤ資格を紐付けていたためだが,JALも他社のEmeraldに同じように挨拶するのだろうか。さて,キャセイ自社の最上級会員と思われる隣の乗客(同じくプレエコ)には,挨拶だけでなく500mlエビアンも手渡していた。(ゲートではなく座席で。私を含む他の乗客に配られたのは250mlくらいの無名ブランドの水。)他の乗客にあからさまに見えないように,エビアンを背後に隠し持ってさっと手渡すのはアジア的なもてなしだろう。ちなみに,その若い乗客は外交官か政府高官、その子弟だったようだ。到着空港で外交官のブースに並んでいた。
ANAダイヤモンドではこの種の特別待遇は受けられないはずだ。Star AllianceにはoneworldのEmeraldに相当する共通の地位がないから。他社から見れば,最高はGoldになる。それでは数が多すぎるだろう。
JAL vs. ANA † 
- JALのダイヤモンドになればoneworldのファーストクラスラウンジを使える。ANAのダイヤモンドにはそういう地位はない。(一部例外あり。シンガポール・チャンギ空港のシンガポール航空ラウンジではビジネスクラスのラウンジより上のラウンジ(SilverKris First Class Lounge)を利用できる。)
| ラウンジ種別 |
ビジネスクラス ラウンジ | ファーストクラス ラウンジ | 自社便専用ファースト クラスラウンジ |
適合ステイタス | oneworld | Sapphire | Emerald | 利用不可 |
Star Alliance | Gold | 利用不可 (この地位はない) | 利用不可 |
- 北京発ANAのY席のチケットで、指定ラウンジは中国国際航空のFラウンジだった。ダイヤだからか搭乗口に近いからかは不明。北京首都空港の中国国際航空のラウンジは、FとBで実質的に中身に差はない。以前からそうだし、2018年11月もそうだった。
- ANAのダイヤモンドの特典の金銭価値は,アップグレードポイントについては40ポイント分で,緩く使っても13万円分の価値があるようだ。Cf. KUL線の計算?
- ANAはダイヤモンドでもウェブで先行予約できない。電話好き。
- ANA国内線特典航空券のダイヤモンド先行予約では「空席待ち」がある。通常,国内線特典航空券の予約で空席待ちはできない。さらに,この空席待ちは,国際線特典航空券の空席待ちとは仕組みが違うそうだ。取れるか取れないかはその日か数日内に決まる。そのため,予定が決まらない不安定な状態に長くおかれることがない。ダイヤモンドの利点と言える。国際線特典航空券の空席待ちなら,誰かが予約変更して空きが生まれるか,ANAが枠を新たに増やしてそれが自分に回ってこなければ席は確保できない。いつ状態が変わるかは未確定。他方,ダイヤモンド先行予約で空席待ちとなった場合は,席が確保できるか否かの回答は当日か数日で来る。新たに枠をどれ位増やすか調整して,それで可否が決まるそうだ。2017年10月19日
- ANAはプラチナでも先行予約(の預かり)ができる。ただし,特典旅行はダイヤモンドのみ。また,SFCは不可。
- JALはダイヤモンドでも国際線の発券・再発券手数料がかかる。これは非常に痛い。一番不満だ。
- ANAは免除。発券手数料・交換発行手数料について
- JALは海外発旅程をウェブで予約する際,乗り継ぎなど細かい指定ができない地区が多々ある。勢い電話で予約または変更せざるをえないが,ダイヤモンドでも再発券手数料がかかる。税金の差額が生じるとその度に再発券手数料がかかる。ANAは,そもそも予約変更可能なチケットなら,税金の差額が生じても,また上級会員でなくても,再発券手数料はかからない(後述)。
- JGCの年会費は最低10,800円(CLUB-Aカード)だが,実質無料と考えることが出来る。1回でも有償で搭乗すればマイルで割り戻しがある。毎年初回の搭乗時に5,000マイル。家族会員も同様(明細で確認)。
- SFCの年会費は最低11,340円(ゴールドVISA/Master+マイ・ペイすリボ, WEB明細)だが,上級会員(SFCは含まない)なら毎年4,000マイルの割り戻しがある(カードにより違う。ゴールドVISA/Masterの場合)。JALと違い,搭乗は条件ではない。
- ANA: 「スルガSTARプログラム」で他行振込月10回まで無料。「ANAマイレージクラブのブロンズ会員以上の方は4ツ星」(最高ランク)。 ATM出金手数料(時間外・提携)ならびにインターネットバンキングによる他行あて振込手数料優遇サービスのリニューアルについて|スルガ銀行
- この普通預金口座はカードローン(名称「SMART BANKサービス」)と抱き合わせ。電話で聞いたところカードローンなしでこの支店に口座は作れないとのことだった(2017年 8月)。
- 早期に収益化できなければ終わるだろう。「スルガ銀行、シェアハウス融資で大幅損失計上へ」(2018/5/3 19:00日本経済新聞 電子版)。「貸倒引当金を追加計上するのは、シェアハウス融資で判明した借り入れ希望者の所得や預貯金額を水増しする不正が、中古アパート融資などでも横行していた可能性が浮上したためだ。」2018/6/3付日本経済新聞 朝刊1面。
JGC † 
予約システム刷新(2017年11月)後は指定できる範囲がかなり広くなったようだ。最近JALに余り乗らないので詳細は不明。
JGCに対する座席選択の優遇(国際線)はあるようだ。ただし,①予約画面(購入手続画面。特典航空券の予約も含む。)では一般と差がない。チェックイン画面で差が出る。②ダイヤモンドの選択肢よりは狭い。
例えば,737の非常口席の内,JGCが事前に指定できる枠は右側HJKのみで,左側ABCはダイヤモンドに確保されているようだ。ところが,システム更新後,少なくとも手持ちの予約は45の左右両方を指定できる。最前列15も指定できる。システム更新前は,最前列は(ANAと違い)事前指定できず,当日空港に行って初めて指定できると把握していたが,変わったのかもしれない。
荷物代の節約 † 
- 平会員だと,米国国内線(エコノミー)などでは預け荷物一つに$25ほどかかるが,上級会員なら不要。航空券の価格比較をする際,$25を忘れると,却って割高なフライトを利用する羽目になる。
- 米国の一番安いエコノミー料金では,「機内持ち込み荷物の方が預け入れ荷物より料金の方が高い。このため、荷物を預け入れる乗客が増え、フライトの遅延が減った。」つまり収益向上に。Cf. 2017年の航空業界、知っておくべきトレンド - WSJ(2017 年 1 月 10 日 11:20 JST)
- 航空会社にとって,航空券より手数料(予約変更や荷物など)の収入の方が利益に寄与しているそうだ。「米航空大手7社(アメリカン、デルタ、ユナイテッド、サウスウエスト、アラスカ、ジェットブルー、スピリット)の過去4年間の利益は、乗客1人当たり19.65ドル(約2100円)だった。各社の決算報告によると、2017年は同17.75ドルだった。 実際、航空会社はチケット代でコストをカバーし、手荷物料金や座席指定料金、予約変更料金などで利益をひねり出しているのが現状だ。」往復355ドルのチケット、航空会社の利益は? - WSJ
Delta † 
小ネタ † 
- パーサーはpurse(財布の内、がま口)から来ている。出納長や事務長の地位を意味する。だから「チーフ・パーサー」は相当偉いことになる。財務大臣くらいか。
- パーサー(parser;パーザー;構文解析を行うためのプログラム)はpart(部品)から来ている。
- 伊丹、神戸は、国際線就航が禁止されている。空港の運用ルールを定めた「空港の設置及び管理に関する基本方針」が根拠。全国で国際線が就航できないのは伊丹、神戸空港だけ。
- A380失敗の理由
- 機体が大きければ1座席辺りのコストを下げられる。(少ない機体数でより多くの乗客を運ぶことで、機体関連コストを引き下げる。)しかし、「航空会社の総コストのうち、機体コストは10%未満であるのに対し、燃料費は全体のおよそ3分の1を占める。」(wsj, 2019 年 2 月 15 日 10:30 JST)だから、A380は魅力がない。
JAL vs. ANA † 
よく言われることだが,株主優待の使いやすさが大きく違う。ANAは非常に席を取りやすいが,JALは来週や今週の予約のように商用で使う場面には売り切れで取れないことが非常に多い。ANAは空き席がある限り株主優待の運賃で購入できる(2016年から一部日程で制限)。JALは株主優待向けの座席数が事前に決まっており,しかも割当数がかなり少ないようだ。
特典航空券 † 
旅行/飛行機/マイルの使い方を見よ。
自転車を預ける † 
自転車はANAでは一般の荷物とは別扱い。
JAL † 
FOP † 
この特典にどれくらいの金銭価値があるのか計算してみた。2016年10月31日
石垣を100%運賃(典型は国際線の国内部分)で往復することを考えた。追加で獲得できるFOPに対して,FOPコストが8円,9円,10円であると想定した場合の金銭価値(千円で切り捨て)のテーブル。
往復数 | FOP | ¥8.0 | ¥9.0 | ¥10.0 |
1 | 4,896 | ¥39,000 | ¥44,000 | ¥48,000 |
2 | 9,792 | ¥78,000 | ¥88,000 | ¥97,000 |
3 | 14,688 | ¥117,000 | ¥132,000 | ¥146,000 |
4 | 19,584 | ¥156,000 | ¥176,000 | ¥195,000 |
WiFi † 
- 国際線のWiFiは、Boingo Wi-Fiの契約者も使える。ダイナースクラブ プレミアムカードに付帯しているBoingo Wi-Fi特典(正確にはコンパニオンカードに付帯)なら支払いなしで利用できる。
JAL SKY WiFiの申込画面(スマホ)は,分かりにくい。画面上部に大きく「ログイン」とあるのでそこを押しても何も反応しない。訝しむと,スクロールして出てくる画面下部に「承諾」ボタンがあった。私は何回も利用しているので,アカウントはあり,「ログイン」を押すのは自然だ。しかし画面構成まで覚えるほど頻繁にJALの対応機に乗るわけではない。2015年9月26日
ちなみに,JAL SKY WiFiはWANへの出口がドイツにあるようで,Google accountなどではドイツに滞在した記録が残る。2015年9月26日
国内線のWiFiの利用手続はiOSのChromeブラウザだとうまくいかないようだ(2015年12月31日)。Safariなら問題ない。ただ,当初Chromeで試みて途中でSafariに切り替えようとしてもうまくいかないので要注意。やり直すにはしばらく放置するしかないかも。
baggage claimにて † 
持ち手が上に来るよう揃えるのは日本だけだと思ったが,海外でもやるようだ。San Francisco国際空港にて。2015年9月25日

台湾でも,EVA Airや中華航空が持ち手を上にしていた。2017年4月
ANA † 
ANAファーストクラスの抹茶

難解な運賃の説明 † 
ANAの運賃ルールの説明は知りたいことが書いてない。
- 運賃ルール
予約変更
発券後 当該区間の予約便出発前までに連絡した場合 制限があります
「制限があります」は,「できるが,手数料がかかることがある」という意味のようだ。では幾らかを知りたい。でも書いてない。farebaseをGoogle Matrixで探して読むか,ANAに電話して聞くしかない。そもそも実際には手数料が不要のことも多いので,予測可能性が低くますます困る。
オンラインチェックイン/自動チェックイン † 
スターアライアンス特典(ANA便を含まない)ではオンラインチェックインも自動チェックイン(オートチェックイン)もない。(ANA国際線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」|ご旅行の準備[国際線]|ANA)特に困らない?否,オンラインチェックインがないと困る。24時間前を切るとその便の座席を変更できなくなる。なお,幸い,複数のフライトがあるときはまとめて変更不可になるのではなく、個別に順次24時間で変更不可になる。2017年 3月
国際線の国内部分の注意点 † 
国際線の国内線部分で非常口席を事前指定すると、チェックイン(搭乗券の受取)にかなりの時間がかかることがよくある。特に慣れていない窓口係に当たると15分くらい余裕でかかる。まず、予約をマイレージ番号から検索できないようだ。予約番号(かチケット番号)が必要になる(2017年 8月)。次に、非常口席を指定するには年齢をシステムに登録する必要があり、国際線の国内線部分のチケットだと、これを入力する項目がシステム上に無いようだ(2017年 8月)。ここら辺の画面操作方法を知らない係員がちょくちょくいる。
この年齢登録で生じる面倒は、チェックイン時のみならず後日まで尾を引くことがある。氏名を一部削除してそこに年齢を入れる(搭乗券では見えないが名前が切れて印字される)運用をしている(2017年 8月)ようだが、搭乗券の氏名がマイルの登録氏名と違うので、マイルの積算が自動的にされないなどの面倒がしばしば生じる。事後登録しようにも氏名が違うので画面では登録できず、電話になる。チェックイン窓口で搭乗券にダイヤモンドなどマイレージのステイタスが印字されているか必ず確認しよう。
なお,名前が切れている搭乗券でもデルタの500マイルは加算されたが,常に加算されるかは不明。
メニュー回収 † 
到着前にメニューを回収する。もったいないから使い回すわけだ。そのためメニューがやたらくたびれていることもある。Cathayとはずいぶん違う?。
コールセンター † 
予約変更は24時間対応で,時刻によって米国の担当者につながる。米国の担当者は同じ会社とは思えないほどフレンドリー。また,課題の解決に自分のノウハウを活かそうという親切がよく応対に表れていた。日本のコールセンターだと,正式な回答以外はしてはならないというルールに担当者が縛られているのが,目に見えるように推知できるので,もどかしいことが偶にある。なぜ米国の柔軟性が日本では発揮できないか,強く疑問に思う。
その他備忘録 † 
- ビジネスきっぷが1枚単位で買える法人契約(ANA@desk)は、個人事業主では契約できず。JALは可能だった。2019年 3月
- 機材はちょくちょく変更される。どの機材かを調べる一助は(最新の)時刻表: 時刻表 | 国際線
- 上海では気をつけよう。

- 出発時刻の遅れの通知が,CheckMyTrip (Amadeus)やGoogleからはリアルタイムで来るのに,ANAからはメールも何も来ない。モバイル搭乗券が発行されているフライトで。最近,遅延を知らずにタクシーで空港に行き無駄金を使ったこともあり,ANAの「IT後進国」ぶりに驚いたが,なんでも,国際線の国内部分は遅延のメールが現在来ない仕様なのだそうだ。2017年 5月
座席指定 † 
- block席の開放(詳細は後述)
| JAL | ANA |
動きのある時期 | 72時間前 | 24時間前 |
留意点 | 最前列などは開放されない | 最前列などが開放される |
JAL † 
国内線
- 一日前(24時間前)になると、保留席が開放されるようだ。例えば767の非常口席の2列目(列29。足元が広い。)が選べるようになっていた。JGC。列28はもっと前から選べるので、購入時に既に取られていることが多々ある。29なら前日に取れる。2019年 5月
- 2日前(48時間前)に変わったみたい。いつから変わったかは不明。2019年 9月
国際線
- システム更新後,少なくとも一部の予約で最前列を数週間前から指定できるようになった。いつから指定できるのか,多くの予約で同様なのかは不明。最近JALに乗らないし,関心も薄くなっている。2017年12月
- 旅行会社等で航空券を購入し,予約番号が手元にある場合,座席指定するには,何ヶ月前でもよいので「Webチェックイン」する。目的と名前がずれているので分かりにくい。なお,「予約番号」を意味する記番号はe-ticketに幾つか載っているので素人には分かりにくい。Galileo Reservation NumberではなくJAL Confirmation Number。/JLで終わるものがあればそれ。2014年10月 8日
- 「予約確認」と「WEBチェックイン」で指定できる座席の選択肢の多さが違うようだ。「チェックイン」の方が断然多い。なお、何度もチェックインしても問題はないようだ。
- 「Webチェックイン」はJALの説明では「ご出発の72時間前より1時間前まで、JAL国際線のWebチェックインが可能です。」となっている。実際には少なくとも一部の機能は数ヶ月前でもできるし,また座席指定などそうしないと困るものもある。正規のビジネスクラスチケットであり,エコノミーの団体旅行でもないのに72時間前にならなければ座席指定できないとしたら理不尽だ。さらに購入直後のwebチェックインには,単なる座席指定以上の意味もある。航空会社から直接購入したのでなく,まだマイレージが予約に紐付いていない場合,紐付けて初めて上級会員の優遇が受けられるようになる。ダイヤモンドの地位を予約に紐付ける前と後とでは,たとえビジネスクラス航空券を購入したのであっても指定できる座席の枠がかなり違う。
- 海外発券の航空券は,日本のサイトでは「Webチェックイン」できないことがある。発券国のJALのサイトで試すべき。
- 上級会員だと事前にexit rowが取れるので気にしなかったのだが、非上級会員(JGCを含む)は72時間前にblock席が一部開放されるようだ。(路線によって違うかもしれない。)それでも最前列は開放されていない。2017年8月
- エコノミー最前列は、少なくともソウル線では、ダイヤモンドであっても、ウェブでも電話でも、100%料金(クラスB)であっても24時間前を切った段階でも指定できなかった。空港扱いだそうだ。(ANAは24時間前からウェブで開放される。)2015年 6月 9日
- NY線(W84)
- KVS toolはこの時点から状態を把握できなくなるようだ。ちなみに,ANAの788と違い,最後尾の二人掛け席?は特に広くない。
- 海外発券のJAL便を,日本のJALの予約画面で見た場合,座席変更ができるタイミングとできないタイミング,そもそも全く変更できず予約の閲覧のみができる場合(代理店から購入した場合か)とがあるようだ。座席変更ができるときは,「アップグレード」のボタンも出る(全区間最上位で購入していても。)。2015年 6月14日
- 上級会員の効果(座席指定の優遇)は同行者にも及ぶ。別々に発券した場合は、電話して同行者と告げれば同じ扱いにできる。(自社有償と他社無償の組合せでも構わない。)
ANA † 
国際線は24時間前になると最前列などが開放される。(それまではVIPの急な利用などに備えて取り置き(blocked)されている。他方、JALは最前列は開放されないのかもしれない。)ビジネスクラスでも1Aが開放される。
ただ,ウェブ予約画面を見ると一見変更できないように見える(72時間前からそういう状態になる)。実際は,24時間前から,「オンラインチェックイン」ボタンを押して出てくる画面「チェックイン状況確認」画面で変更できる。75分前まで。自動チェックインの完了未了とは関係ない。意外とこの競争は激しい。ぴったり24時間前を狙っている人が他にもいることが多い。開いたときは空いていても数分後には希望の席が取られていることをしばしば目にした。
- 国内線と国際線の乗り継ぎがある旅程では,基本法則として,国内線は国際線の出発時刻の24時間前にならないと「24時間前の座席変更」ができない。自動チェックインの完了未了とは関係ない。国際線が先なら国内線は24時間前になっていなくても変更できるし,逆に,国内線が先なら国内線は24時間前になっていても変更できない。Cf. ANA国際線の搭乗手続き「オンラインチェックイン」|ご旅行の準備[国際線]|ANA
- 国際線の24時間前でも「オンラインチェックイン」画面に入れないこともある。曰く「あいにくオンラインチェックインをご利用いただけません。当日空港でチェックインを行ってください。 」どういう場合にこうなるか不明だが,この時は,国際線への接続便である国内線が出発済,即ちトランジット中だった。2017年 5月
ANA国際線の非常口席/exit rowは路線によって上級会員のみOKと平会員でもOK、と違うようだ。KVSで見てもEliteマークの有無に違いがある。例えばソウル線はEliteマークなし。香港線はあり。2017年 8月
ANAスターアライアンス特典は48時間前から座席を変更できなくなる。搭乗するのがANA運航便であっても同じ。全ての旅程が変更不可になるのではなく,48時間以上先の旅程は変更できる。
予約変更 † 
予約変更時に燃料費の調整があるかまた気になる時節になった。JALは有償,特典,いずれの航空券でも変更手数料にあたるもの(「航空券取扱手数料」)が徴収されるように変わったのでかなり不利になったが,まだANAより有利な点もある。
- 第1区間出発前に変更
- ANAはどの区間の変更でも運賃や税金,燃料費等の差額調整がある。
- JALは,燃料費の調整についてはどの区間の変更でも生じるが,第1区間以外を変更したとき運賃の調整はないので,この点ではANAより有利だ。
- 第1区間出発後に変更
- JAL,ANAどちらでも差額調整がない。(ただしJALは変更手数料はかかる。)よって,出発前から第2区間以降を変更したい場合でも,第1区間出発後まで待って変更すれば差額調整を回避できる。第1区間出発後まで待っていられないなら,第1区間出発前の時点で復路の新しい旅程を現地発の別の航空券で新たに購入し,第1区間出発後に当初の復路を後日に変更し,後日の利用を期するのもよい。
予約クラス † 
| JAL | ANA |
100% | B | B |
| M |
70% | H | U |
K | H |
M | Q |
50% | L | V |
V | W |
S | S |
30% | | L |
JAL † 
| 積算率 | UP可否 | |
エコノミーセイバー | 100% | 可 | B |
ダイナミックセイバー タイプ: | A | 70% | H |
B | K |
C | 不可 | M |
D | 50% | L |
E | V |
F | S |
ANA † 
積算率 | UP可否 | 予約変更 | 予約クラス |
100% | 可 | 可 | B |
有償または無償 | M |
70% | U |
日本発は不可 | 出発地による | H |
不可 | Q |
50% | 不可 | V |
W |
S |
30% | L |
- 実益はない記録だが,旅行後にマイル口座に記載される「クラス」は「予約クラス」とは違う。サンプルが非常に少ないのでとりあえずのメモ。
レター | クラス | 運賃 |
P | 予約クラス | 国際線 70%の最安ビジネスクラス |
マイル口座のクラス | スターアライアンス特典の国内線の他社運航便(スターフライヤー) |
マイル口座のクラス | ANA国際線特典の国内線部分の自社運航便。YでなくPになることも。 |
- 特典航空券の旅行もライフタイムマイルに積算されるので,口座の一覧に出ているか要確認。スターアライアンス特典だと自動的に記載されないことが多い感じ。事後登録する。
航空券の購入 † 
海外発券 † 
国内線の小技として,年末年始やお盆など,予約が取りにくい時期に席を確保するため,国際線のチケットの一部として国内線を予約する手法がある。330日前から予約できる。費用的に安くなるかは考え方次第。ウルトラ先得などなら確かにずっと安く買えるが予約の変更ができないし払い戻し手数料も高い。他方,国内線を国際線の一部に組み込めば,予約変更自由(手数料なしか割安)で払い戻しもできる(同)チケットを意外と手頃な値段で買うことができる。行き先変更も手数料なしか僅少で済む余地がある(これは国内線なら普通運賃でもできない。)。特に海外発券(代表例がソウル発,東京経由,日本各地行きの往復)だと値段的にかなり魅力的になる。
JALの場合,残席(予約クラス毎の空席状況)は,日本の予約センターと海外とで枠が別になっている(ダイヤモンドデスクの回答)。日本から見て空いてない場合,海外予約センター(アジア圏なら06-7633-4129。実体は日本にある)で取れる余地がある。(逆もある。日本の方が空いていることもある,と注意喚起された。)2016年9月,急な出張で翌々週のNY往復を取ろうとしたもののダイヤモンドデスクでは満席で取れなかった際,JALアジアに電話して座席を確保できた。予約クラスとFarebaseは同じ。
予約クラス毎の残席の違いのみならず,運賃の設定の有無も違う。「運賃の設定」とは,例えば,ソウル発日本経由香港行きという旅程を一つの商品として売っているか,2つの商品として売るか(結果的に,別切り航空券),の違い。(前者の方が安くなることが多いが,分けた方が安くなることもある。)日本のJALダイヤモンドデスク(ANAと違い,発券手数料必要)でも海外発旅程を購入できるが(海外発券ではなく日本発券になる),買えない旅程もあるとの回答だった。希望の便の予約クラスに空きがあっても,運賃が日本発券には適用されなければ買えない。
ソウル発東京経由沖縄行きのような国際線の国内線は,24時間以内の接続ならば消費税がかからない(海外発券に限らない)。ちょっと面白いのは,ストップオーバーしても消費税がかからないことがある。例えば復路(海外発券で考えると分かり易い)でストップオーバーしても,往路から24時間以内の乗り継ぎでつながっていれば(海外発券ならば,復路の国内線が往路の国内線から24時間以内),消費税はかからない。どちらかに片寄せできればよい。
- 入り口 JAL国際線 - 海外地区 JALホームページのご利用について
- 米国:「ご購入後24時間以内にご予約のキャンセルをリクエストされた場合、キャンセル料金は免除され、全額払い戻しされます。」これは日本から購入した場合も適用された(2017年4月)。日本発券には適用されない。
- 「JALカードご利用の場合、外国通貨建てで購入した航空券類の代金は、日本航空所定の方法により、日本円に換算されます。」クレジットカード会社の為替レートではなくJALのレートを使うことになる。私の数回の経験では,日本居住者に有利(クレジットカードより有利)だった。
ソウル発券 † 
- ソウル発券で,最後に日本に戻るチケットをどう買うか。ずっと回し続けるのを止めた場合のことである。単純にJALで片道の特典航空券を買うのもよいが,デルタのマイルを使って,金浦→釜山→東京(残念ながら成田),もいいなと思っている。7,500マイル。デルタの特典航空券では途中降機できないが,釜山で1泊する旅程を組むことは(今のところ)できる。デルタのウェブで検索しても出てこないようで,KVSで検索した上で電話発券。幸い電話発券手数料はかからない。釜山経由でなく中国経由でもたいてい必要マイル数は変わらない。検索では台湾経由も出てくるが,必要マイル数がかなり多い。2017年 9月
円安ウォン高により,「少しでも安くしたい」という目的には合わなくなっているが,「同じ値段ならFOPを多くしたい」という用途なら依然非常に有利だ。日本で普通に購入する,東京と九州(例えば長崎)を単純に往復する値段(国内線,往復割引orビジネスきっぷ)と,ソウル発,東京経由で同じ目的地を往復する値段(国際線とその乗り継ぎ。予約変更可能運賃)がほぼ同じか,ソウル発の方が若干安い。100%加算のbooking classでもそうなる。つまりソウル往復分が只で付いてくることになる。
経路変更(国内線部部の行き先変更)が自由な航空券も特に割高ではない。その種の航空券はもともと大阪行きで発券したものを,松山行きに変更し,さらに長崎行きに変更することもできる。(変更自体の)手数料も不要。また、ANAでは(このような経路変更が自由な航空券ならば)再発券手数料も不要(後述)。しかしJALでは再発券手数料がたいてい必要なので、結局手数料がかかることが多い(しかもANAと違いダイヤモンドでも免除されない。)。
JALならJAL韓国のウェブで買った方が安いし,簡便。ANAは日本のサイトで直接買える。ただ,ANAは予約クラスで選んで買うのはやや面倒で(こういう視点で選ぶことを全く想定していない)、予約クラスの違いの説明も足りない点が不便。JALなら予約クラスの違いと条件の違いが簡明な一覧になっている。予約クラスで選ぶという想定になっている。
- 予約変更の費用について補足。JALの場合,予約クラスBなら変更手数料自体はかからない。しかし税金や航空券の再発券手数料がかかることがある。例えば,JALソウル発,東京経由,大阪行きの航空券の旅程の内,復路の大阪,羽田を変更したところ,税金の差額はなかったが,当初,24時間以上大阪に滞在する旅程だったものを24時間以内に変更したため,航空券の再発券手数料がかかり,5,400円を追加支払い。2015年 6月 7日
JALソウル発券 † 
JALにはANAにはないソウル発券の利点が(2017年10月時点で)ある。(一時なくなったがまた復活した。)台湾,東南アジア行きのビジネスクラス航空券を,日本発で普通に買うよりかなり安く,かつ,遙かによい条件(つまり予約変更が自由かつ手数料不要)で購入できる。予約クラスはJ/D/X。以前はハナビツアーなど数社で買わないと,日本在住者には予約・購入困難だったが,いまはJAL韓国のウェブで普通に購入できる。また,JAL韓国の日本語ページでもストップオーバーの指定ができるようになった。
ただし,2017年11月16日以降は「予約変更可能(無料)」は事実上終了する。航空券自体は今後も「予約変更可能(無料)」で販売されるのだろうけど,そうであっても,変更の度に手数料がかかる。旅客サービスシステムの刷新に伴う、各種お取り扱いについて - JAL 韓国発券は30,000 KRW。〔 2017年11月16日(木)以降〕国際線航空券発券手数料のご案内(日本地区以外) - JAL 日本発券だと毎回5,400円なのでそれより少し安い。
- アジア路線だけを抜き出した。
| JAL ビジネスフレックス | JAL ビジネススタンダード |
国際線の予約クラス | J | X/D |
最小滞在期間 | なし | なし |
最大滞在期間 | 1年 | 6か月 |
予約変更/経路変更 | 往路 | 可(無料) | KRW 50,000 |
復路 | 可(無料) | KRW 50,000 |
払い戻し | 出発前 | 可(無料) | KRW 30,000 |
出発後 | 規則に従って差額を返金 | 規則に従って差額を返金 |
NO-SHOW | 出発前 | なし | KRW60,000 |
出発後 | なし | KRW60,000 |
途中降機 | 可(無料) | 往路:1回、復路:1回 (無料) |
積立率 | 125% | 125% |
アップグレード | 可 | 可 |
2017年10月にソウル発台湾行き(予約クラスJ)を購入した。価格も破格な上,条件も破格だ。予約変更無料,途中降機無制限,1年有効の上に,払戻も手数料なし。no-showチャージもないので最後のソウル便を捨てることもできる(繰り返すとブラックリストに載り,新たに購入できなくなる恐れ)。
- JALカードで払ったので請求は円建て(クレジットカード会社に為替手数料を払うのではなく,JALに払う)になり(後述),決済日のTTMで計算したところ為替手数料の上乗せは1.41%だった。これが割高か否かの判断は微妙だ。「著しく」あるいは「かなり割高」ではないことは確か。一般にVISA/Master/JCBは1.67%が多いが,この1.67%という数字は公式値であって,実際の個々の取引と合っていない。Cf. カードの為替手数料。なお,JALカードの多く(DCカード)は他のカードより公式の為替手数料が高く,2.16%だ。
- 2017年10月に購入した際,請求は103,258円(円建て)で,2週間ほど後に解約したら105,411円返却だった。円安で2,153円得をした。2017年11月
- JALの注意書き
航空券の代金は、出発地通貨建てでのご請求となります。
JALカード、またはJCBブランドをご利用の場合、外国通貨建てで購入した航空券類の代金は、日本航空所定の方法により、日本円に換算されます。
- カード種別を選ぶ形式になっておりVISA, Master等と並んでJALカードの選択肢がある。ではJALカードで払うにもかかわらず「JALカード」を選ばずに「Master」を選んだらどうなるか。「JALカード」という選択肢があるとは露とも思わないぞ,普通。さて,ちゃんと上記JALカードの条件が適用された。2017年10月18日
- 韓国発日本行き
| フレックス D | フレックス C | フレックス B | フレックス A | フレックスノーマル |
期間 | 6か月 | 6か月*1 | 6か月 | 1年 | 1年 |
BC | I | X | C | J | C |
変更 | KRW 50,000 | 可(無料) |
払戻 | KRW 30,000 | 可(無料) |
NO-SHOW | KRW 60,000 | なし |
積算率 | 70% | 125% | 125% | 125% | 125% |
Upgrade | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 |
国内線BC | J | J | J | J | |
以下,昔の話。
- 韓国航空券情報 | 韓国航空券予約ならハナビツアー
- 2014年10月 7日,JAL1年OPビジネスを購入。振込期限の当日に発券。支払いは韓国の銀行への振込(ウォン建て)か,三菱東京UFJ銀行への振込(円建て),Paypal(カード決済)を選べる。
- 振込円建ての場合,15時時点の韓国外換銀行東京支店の送金レートで換算。これ以外の手数料の負担なし。同日のMTUFJのTTMに比べわずか0.29%割高なだけなので不明朗感がない。ウェブページには「為替変動リスク追加料金として、『日本円での請求額の合計』に1%乗じた金額にてご請求」と書かれていたが,されなかった。もっとも,韓国のJALのサイトで直接購入した場合に比べると,割高だ。しかし,JALのサイトは,日程を1便毎に指定できないので,予約変更可能の運賃でないと使い辛い。
- 接客は完全な日本語(名前からして日本人。)。問い合わせへの反応や購入時のやりとりは非常に速かった。購入手順は難しくなく,メールの中に明快な説明がある。(メアドは以前の@yahoo.co.jpから@gmail.comに変わった。)
- 発券後直ちに,JALのサイトで座席指定が可能だった。2014年10月 8日,2015年 3月 3日,2015年12月30日
- 座席指定は「webチェックイン」(何ヶ月前でも)から行う。JALのマイレージ番号を入力(紐付け)すれば,直ちに通常の予約一覧にも出るようになる。購入直後のこのwebチェックインは2回行うことを勧める。そうすれば座席の選択肢が大幅に増える。JALのステイタス(ダイヤモンド)を予約に紐付ける前と後とでは,たとえビジネスクラス航空券を購入したのであっても指定できる座席の枠がかなり違う。
- 2015年 3月 3日に再び利用。2015年12月29日に再び利用。
- 購入前の日程確認はTravelport ViewTripで行う。セーバー、ガリレオ、アマデウス、ワールドスパンが世界の4大GDS(Global Distribution System)と呼ばれており(Cf. JTB総合研究所),このWorldSpanを運営しているのがTravelport社。
ANAソウル発券 † 
- ソウル発日本行き往復(クラスH。1年)の最終区間を予約変更(日程変更)しようとしたところ,差額と税金の支払い(約1万円)が必要と言われた。元の運賃の変更に伴う追加負担であり,変更する限り日程にかかわらず必要とのことだった。海外発の運賃(予約変更可能運賃)の第4区間を変更すると,購入時に消費税がかかっていなくても消費税が新規に徴収されることがあるとのこと。この消費税は国内線部分の正規運賃が算定基準になる。2016年 4月 9日
- ソウル発石垣往復
クラス | W | H | M | Z |
率 | 50% | 70% | 100% | 125% |
PP | 6,033 | 6,488 | 7,970 | 8,539 |
価格 | ¥51,830 | ¥61,930 | ¥73,030 | ¥87,230 |
単価 | ¥8.6 | ¥9.5 | ¥9.2 | ¥10.2 |
上記と重複するが,まとめると:
- ANAのソウル発,東京経由の日本国内線付きのチケットは,JALと違い,予約変更に交換発行手数料は不要のようだ。
- JALの交換発行手数料は現在5,400円(2015年3月までは2,160円だった)。ANAは現在2,160円。2015年 8月22日
- まず,H class以上(ANAの例)なら予約変更可能で,経路も変更出来る(当初,東京・大阪で購入したものを差額なしで沖縄などに変更出来る)。JALでもANAでも,この種の変更で変更手数料自体は無料。しかし電話で変更すると(そもそも電話でしか変更出来ない場合が多い)ルール上,交換発行手数料が課される。例えば,JALはこう書いている。「運賃、税金、料金などの増減(税金や料金のみの増減も含む)、経路変更などにより航空券の交換発行が必要となる場合は、発券手数料を申し受けます。」ANAはこう書いている。「ANA予約・案内センターおよびANAカウンター(市内・空港)にて運賃の増減による差額調整が発生する場合、または、経路変更が発生する場合に申し受ける手数料です。」JALは律儀にこの通り,手数料を毎回課す。しかもANAのダイヤモンドと違い,JALのダイヤモンドはこの手数料は免除されない。
- ところが,ANAは実際は交換発行手数料を課さない場合がほとんどのようだ。1回だけ,経路変更で交換発行手数料を課されたが(2015年 8月20日),他の変更時とどう違うのか不明。
- なお,「税金、料金などの増減(税金や料金のみの増減も含む)」が生じる典型例は,国際線乗り継ぎ扱いでなくなる場合。この場合,日本の税金(消費税)が新たに課される。ANAではこの場合でも手数料不要だった(2015年 8月22日等)。逆に,国際線乗り継ぎに日程を変更すると,税金分を払い戻されるのだが,この際も手数料不要だった(2015年 8月10日)。ANAのソウル発大阪行きの航空券(予約クラスH。日本のANAで購入。)の第1区間を出発当日,時間変更したところ,税金の払い戻しが80円生じたが,再発券手数料は取られなかった(2015年 7月12日)。
- 再発券手数料を課された例を記録
- 経路変更で再発券手数料。国内線部分が当初,①羽田→沖縄。②釧路→羽田。これを石垣往復に変更。税金の差額1,829円。第1区間(ソウル→東京)出発前。2015年11月 8日
ANA KUL発券 † 
旅行/飛行機/KUL発券?に移動。
KVS Tool † 
KVS Availability Toolは座席の空きを予約クラス毎に見たり,各社の特典航空券の空きなどを見るためのツール。旅行/飛行機/KVS toolを見よ。
無料で使えるものとしてはBCD Travelがある。Cf. 全航空マニアが泣いた? 無料で予約クラスが分かるサイトが復活!【橋賀秀紀のフカボリ!】 - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」
発券手数料(交換発行手数料) † 
JAL † 
2017年11月16日(木)取り扱い分から,「航空券の交換発行の要否に関わらず、購入後に航空券の変更をする場合、航空券一冊ごとに航空券取扱手数料を申し受けます。」旅客サービスシステムの刷新に伴う、各種お取り扱いについて - JAL国際線 これは,フレックス等の商品名が付いている「予約変更可能(無料)」の航空券であっても同じ。無料で日程や時刻(便名)を変更することは出来なくなる。
ANA † 
- 「24時間以上滞在する都市が2都市以上含まれる旅程は、運賃規則に関わらず、インターネットでは変更できません。変更可能な運賃の場合でも、必ずお電話で手続きいただく必要があり、交換発行手数料が必要となる場合があります。」
- 「ご購入後に運賃額の改定があった場合、追徴または払い戻しといった差額の調整は行いません。ただし、予約変更可能な運賃で発券後に国際線第一区間を変更される場合は、差額の調整をさせていただきます。詳細はこちら」
- ANAのウェブではクラス混在(往復でクラスが違う)を「複数都市検索」することができない。クアラルンプール発日本行きで,ZとHとを組み合わせる予約をダイヤモンドデスクに発注したところ,可否の回答に30分強かかった(折り返し電話)。(ウェブではその組合せで発券できることは分かっていた。)ANAではJALと違い,ダイヤなら電話でも発券手数料が課されない。2017年 1月20日
検索 † 
空席の確認 † 
値段が重要なら,多数ある検索サイトで調べればよい。そうではなく,条件(予約変更可,など)から調べたり,既に持っているチケットの予約を変更するため空きを探しているなら,予約クラス毎の空席をKVSなどで調べる。
東南アジア † 
priceline.com † 
- 2015年のKIX-LAXのダブルFOPを組み込む航空券は,4月頃はJALのwebでも安く買えたがその後,高くなった。6月末,久々に台湾発のチケット(X2X3D5B1)がFOP単価10円前後で出回るようになったが,イマジントラベルでは掲載後1日も経たずしてページから削除された。それでもGoogle matrixでは空きの旅程がまだ幾つも組めるので,一見簡単に買えそうなのに,実際には,その値段で売っているサイトは見当たらなかった。KVSで該当のXクラスの空きがある日を確認して,JALに電話で発券を注文しても,その日のXの空きはないと言われる始末。そんな中,priceline.comで買うことが出来た。購入後すぐ,JALのwebで自分のチケットを見ることも出来た。ビジネスで,FOP単価9.2円。2015年 7月 1日
旅程 | 区間マイル | 積算率 | FOP倍率 | FOP | マイル | 値段 | |
Taipei/Osaka | 1,357 | 125% | 1.5 | 2,944 | 3,901 | | |
大阪/Los Angeles | 5,729 | 125% | 2.0 | 14,723 | 16,471 | | |
Los Angeles/大坂 | 5,729 | 125% | 2.0 | 14,723 | 16,471 | | |
KIX/羽田 | 280 | 100% | 2.0 | 960 | 644 | | |
羽田/Taipei | 1,330 | 125% | 1.5 | 2,894 | 3,824 | | |
往復, 合計 | | | | 36,243 | 41,311 | ¥334,242 | $2,673.30, priceline.com, 2015年 7月 1日 |
| | | 単価 | 9.2 | 8.1 | ¥272,276 | |
- このKIX-LAX線は余り売れていないと思われる。2016年末に伊丹の空港リムジンに乗った際、車内ディスプレイで盛んに宣伝していた。認知度をあげようとずっと頑張っているのだろう。2016年の前半にリムジンに乗ったときも同じ宣伝だった。推測だが、JAL単独の取り組みではなく、関西経済界の支援があるのだろう。さて、KIX-LAX線を私が利用した際は、私が台北から乗ってきた機体がそのままLAXに飛んだ。KIXで一旦機外に出て、乗り継ぎ手続をする必要があるが、戻るべきゲートも当然同じ。台北線の機材、フルフラットでない機材で太平洋を渡るのは損した気分だった。長距離線の機材に短距離線で乗れて幸運、という話ならよく聞くが、全く逆だ。
湾岸系 † 
Rank | Airline | Country | | | Pax traffic RPK (mln) | Pax number (mln) | Fleet size | | | |
3 | Emirates | UAE | Dubai | DXB | 215,353 | 44.5 | 209 | EK | 独立 | JAL JALのマイルで乗れる(後述) |
19 | Qatar Airways | Qatar | Doha | DOH | 82,438 | 19.4 | 132 | QR | oneworld (FOP) | JAL |
28 | Etihad Airways | UAE | Abu Dhabi | AUH | 55,500 | 11.5 | 94 | EY | 独立 | ANA 安いビジネスでもANAに125%。airberlin (oneworld)の親会社 |
- Cf. Airline Business, August 2014
エアアジア † 
マレーシアの国内線に乗る際に調べてみた。JALと少し違う。またスーツケースはカタログ値と実測がかなり違う。
エアアジア | 56cm×36cm×23cm以内 |
JAL | 55cm×40cm×25cm以内 |
スピナー55 | 55 × 40 × 20 (カタログ値) |
56 × 36 × 22 (実測) |
no-show † 
大韓航空から出発の数日前にSMSでno-showの警告が来た。No-Show Penalty Implementation Notice (01 Oct 2016) - Korean Air。払い戻し手数料よりノーショーペナルティーが高い場合や,払い戻し不可のチケット(第1区間出発後で払い戻し不可となったチケットも含む)にノーショーペナルティーを課すと,消費者契約法違反ではないか。「お前がとっとと解約すれば別の客に売れたのに」という航空会社の期待に協力する義務はない。
風景 † 
- よく目にする地上の黒いもの。最初は沼の類かと思ったが,雲の影。海上だと,島のように見える。

未解決 † 
- ANA 76P (国内線)。先頭から伸びているのが主脚の影?位置にいまいち納得できないが。

録音 † 
このページのアーカイブ † 