海外で使ったときの為替手数料の上乗せについては生活/クレジットカード/為替手数料
「マネーフォワード」などは,もっとカード会社に嫌がられること=消費者が本当に知りたいことに挑戦すればよい。「為替レートの良いクレジットカードでお得に海外旅行を楽しもう - クレジットカード完全比較」などがやっていることは,個人レベルだとサンプルの多様性が不足する(単純にサンプルの大きさではなく)が,マネーフォワードなどなら統計的に有意にできるはずだ。個人情報から個人側を分析するビジネスではなく,個人情報から企業側を分析するビジネス。
日本ではカードを受け付ける店があまり増えない。店が手数料を嫌っているからという指摘をよく目にする。カード会社の営業部門(加盟店開拓。アクワイアラー)も同じ意見なのか不明。店は、手数料より不公平さを嫌っているのかもしれない。店は手数料を必ず価格に上乗せするが、現金で払う「お客様」もその負担を分担する。これを、不公平であり、お客様に不誠実だと、店主は考えているのかもしれない。カードを受け入れて一番得をするのはお店自身だ。これは店主もよく理解しているはず。店の目先の利益のために、昔からのお客様に不利益を押し付けるのは不誠実だと店主は考えているのもしれない。
カードを使う側からすれば、利益はポイントのような目に見えるものだけではない。カード手数料は、最終的に販売価格に上乗せされて消費者から回収されるが、カードを使っても現金で払っても販売価格は同じ(販売店はそういう条件でカード会社と契約している)なので、現金で払うと、他人の手数料分まで負担することになる。カード手数料は全員で割り勘。「2010年の米連邦準備理事会(FRB)の調査によると『現金を使う世帯はクレジットカードを使う世帯に1世帯あたり平均149ドルを支払っており、クレジットカードを使う世帯は現金を使う消費者から年間1133ドルを受け取っている』。」2018/6/18 2:00日本経済新聞 電子版に掲載されたCB INSIGHTSのレポート。ポイントの原資も手数料だ。
どのカードを使っても販売価格は同じという点も無視できない。これはプラチナカード(ポイントに限らず特典が充実しているカード)を使うと利得が大きいことを意味する。プラチナカードは年会費も(相対的に)高いが、年会費だけで特典の原資が全てまかなわれているわけではない。(そもそもカード会社は、プラチナカードの会員を優遇し、負担の一部を平会員に押し付ける(割り勘)方が、カード会社の利にかなっている。)現金の利用者のみならず、特典の少ないカードの利用者も含めて、全員で手数料が割り勘になっている。消費税や、その軽減税率の話と同じ構図だ。
米国では、店舗が負担するカード決済の手数料は、VISAやMasterなどのブランドで違うのみならず、カードの種別(日本では直接該当する区別がないが、似た区別では一般カードかプラチナカードか)でも違う。特典の大きいカード(日本ではプラチナカードがそれに近いが同じではない)は店舗の負担する手数料が高い。手数料の高いカードの顧客が「よい鴨」である店舗もあるだろうけど、そうでない店舗も多々あるだろう。店舗はカード会社(例えばVISA)との契約でVISAのカードなら全てを受け入れる(honor all cards=HAC)義務がある。
海外でカードを使おうとして決済が通らないことが偶にある。国際ブランドが承認拒否することもあれば日本のカード会社(発行会社、イシュアー)が拒否することもある。両方経験したことがある。国際ブランドが拒否すると、日本のカード会社の側はそもそも拒否が起きたこと自体分からないこともあるようだ。私が自分でカード会社に電話してカードが使えなかったことを照会したら、データが来ていない、だから拒否もしていない、と言われたことがある。常にそうかは分からないし、事後的にまとめて報告されることはあるのかもしれない。でも、使いたいときに使えず、しかもカード会社に助けを求めてもカード会社は蚊帳の外で何もできず、ということもありうるわけだ。結論:予備のカードが必要だ。
三菱UFJニコスから「クレジットカード差替えに関するお願い」が郵便で来た。「不正利用される恐れが非常に高く」再発行(「差替え」)を「お願い」するとのこと。家族カード一枚分だけ。本会員のものは対象外。JAL JGC DCカード(Master)。お願いを無視しても使用はできるようだが、審査の警戒水準が上がったままなので誤検知(偽陽性)の可能性が高いという不利益があるのだろう。承諾書を郵送で返信して初めて無効になる。2018年 4月11日
通販でカードを使うのは怖いので使わないという人が依然として非常に多いと言われる。僕は店舗の店員の方が信用できないと思っているが、店員がカード情報を盗み見るという古典的手口が今頃になって「急増」しているそうだ。日経の記事2018/8/12 15:00電子版(紙面は翌日朝刊か)では、ネット通販の普及が急増の理由にされているが、そんなのここ数年の話ではない。理由は別にあるのだろう。記者は自分の頭で考えないのか。
ダイナース(プレミアムでない方)には特に魅力を覚えない。プレミムは以前より魅力が落ちたもののまだメインカードとして使っている。
一般の海外旅行保険は年齢制限がある商品もちらほらある。ダイナースプレミアムの旅行保険は制限がない。なお、ダイナースプレミアムには「家族特約」と言い、配偶者や子供など会員の所定の親族(家族カード会員でもない非会員)にも保険が一部適用(自動付帯)されるが、それにも年齢制限がない。
ダイナースの海外旅行保険の内容が向上した。年会費値上げの根拠の一つだろう。従来の疾病治療費用200万円というのは低すぎた。
傷害死亡・後遺障害 | 傷害治療費用(1事故) | 疾病治療費用(1疾病) | 賠償責任(1事故) | 携行品損害(1事故・1旅行中) | 救援者費用(年間) | |
ダイナース | 最高1億円(自動付帯と利用付帯の合計で) | 300万円 | 300万円 | 1億円 | 50万円 | 300万円 |
ダイナースPremium | 最高1億円 (家族特約:最高1,000万円) | 1,000万円 (家族特約:200万円) | 1,000万円 (家族特約:200万円) | 1億円 (家族特約:2,000万円) | 100万円 (家族特約:50万円) | 500万円 (家族特約:200万円) |
ダイナースカードの海外旅行保険の窓口は東京海上日動。連絡先一覧: 総合サポートデスク | 東京海上日動・海外旅行保険契約サービス
詳細 https://www.diners.co.jp/content/dam/diners/pdf/premium/member/card/insurance.pdf
ダイナースプレミアムには日常生活の個人賠償責任保険(1億円)が付いている。これはいわゆる自転車保険(自動車ではない)も含む。
なお、日経によれば自転車保険の動向として「最近目立つのが、個人賠償責任の補償上限額を引き上げる動きだ。三井住友海上火災保険は16年4月、1億円から3億円へ変更した。東京海上日動火災保険も16年10月、NTTドコモ利用者向けの商品で2億円から5億円に改定。」(2017/1/7付日本経済新聞 朝刊)なので、1億円は時代遅れになりつつある。
DinersカードのICカードは,オンラインで即時にPIN(購入時の4桁数字パスワード)を変更できるという案内になっている(ICカードの発行開始について)が,実際は違った。「暗証番号オンライン再発行」の項目には「SuMi TRUST CLUBカード会員専用」の注記があり,私の場合,対象外だった。2016年10月 3日
航空券を購入するとポイントが3%や5%還元になるAmerican Express Sky Travelerの人気が高いようだが,貯めたポイントの出口(使途)はやや限定される。ANAマイルへの交換には手数料(年間参加費)がかかる。JALマイルへは交換できない。どうしてもJAL便で使いたい場合は,BAマイルに交換してJAL便を予約する手がある。
それでも,ANAマイルへの交換は,たとえ手数料を払っても他のカードでANAの航空券を購入するより有利になることが多い。簡単な計算で分かる。仮に年間20万円の購入で計算すると,表面3%マイルの還元率は年間手数料により実質2.92%マイルに減るだけであり,依然としてANAカードで払うより有利。年間10万円でも2.85%でありまだ優位。
なお,マイルに交換するためにアメックスでは通常「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間3,000円+税)の購入が必要だが,それは不要。
獲得ポイント数 | 94,310 |
推定決済額(3%) | ¥3,143,667 |
5%還元の獲得数 | 157,183 |
差額 (1マイル2円) | ¥125,747 |
カードは「VJA株式会社」から簡易書留で来る。封筒は多数のカード会社で共通化しているようで,封筒自体にはどこにも三井住友カードの名は印刷されていない。
不在で受け取れなかった人は「VJA株式会社」をググることになる。同社のウェブは知りたいことが書いてないが,三井住友カード株式会社の側はもう少し分かり易い。曰く「VJAグループで中核的取引を担うのが「Visa」を日本で一番最初に導入した我々、三井住友カード株式会社なのです。」
解約は非常に簡単だった(2017年 6月26日)。電話の自動応答だけで3分もあれば解約できる。必要な情報はカード番号と暗証番号だけだった。(対象のカードや,個別の状況によって変わる可能性はある。私が解約したのはヒルトン・ゴールド。)番号を間違えてSFCゴールドを解約したら災難だし,他人が成りすましで解約することも簡単に思える。人間との会話は全くないし,引き止めもない。
額面 | マイル還元率(マイル価値) | 名称 |
1ポイント | 1%マイル還元相当(10マイルコース) | 特に呼び名はない? |
1ポイント | 0.3%マイル還元相当 | ボーナスポイント,プレミアムポイント |
三井住友カードのANAカードのポイントをANAマイルに交換する画面操作がよく分からず、交換を先延ばしにしていた。結論的には、操作対象カードを「ANA VISAゴールド」以外に切り替えてから操作すればよかった。また、どのカードに付与されたポイントかを確認する手順も分かった。
三井住友カードを複数枚持っている場合、ポイントは自動的に合算される*1。また、ログインを一つに統合した場合、ポイント交換の際どのカードを操作しているか意識する必要がある。メインカードがANA VISAゴールドの場合、ANA VISAゴールドのポイント自体は自動的にANAマイルに交換されるので、操作中のカードがANA VISAゴールドのままだと、ポイントはあっても交換操作がエラーになる(エラー理由の説明はないので当惑する)。また、そもそもどのカードに何ポイントが付与されているのかを確認しておくべきだろう。(移行手数料6,000円(税抜)はカード毎に課される*2。)確認は「ポイントの有効期間別残高を照会する」ボタンから行える。
当初は「au WALLET カード」という名前。
クレジットカードと違い,落としたとき丸損になる(現金と同じ)なのは怖い。
利用明細が見られると言うが,利用額,利用日の他は,利用店名「MasterCard加盟店」としか出ないことが多いので,普通のクレジットカードより使い勝手が悪い。
同じ店で同じ日に使おうとしても,使えるカードと使えないカードがあった。(au回線は複数あるのでカードも複数枚持っている。)NTT-Xにて。NTT-XはWebMoneyカード(au解約後はau WALLET カードは「WebMoneyカード」の扱いになる。)を受け付けないのかもしれない。使えなかったカードは同日にamazon.co.jpでは使えた。
NTT-Xは「3Dセキュアに対応していないカード(au WALLET カードなど)については、ご利用いただけません」と明記しているが,実際は使える。2015年 5月23日
余ってしまって使い道に困っている残高は,「Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)」を自分宛に購入すればよい。手数料もかからない。
ガイジンでも簡単に作れるかも。一般にガイジンは数年の滞在許可があってもクレジットカードを作るのは難しいと聞く。(よくそう聞くだけで正確な実態は知らない。)来日3か月目の私の友人(米国籍)はau WALLET クレジットカードで日本のクレジットカードに初挑戦し,即日審査を通過した。利用枠は70万円。auの契約があることが審査の敷居を低くしているのかな。もっとも,当人のauの契約はこの時点でまだ1か月未満で,しかも請求書払いだ。在籍確認もない(休日だし,勤務先はそういう照会に回答しない。)。2014年11月 4日
後日談。かの友人がその後1年と数ヶ月,毎月数万円の利用を重ね,「クレジットヒストリー」をコツコツ作ってきた。そして次のカード(MUFG発行)に挑戦した。審査は2営業日で通ったが,利用枠は1年前のau wallet credit cardの半分以下の30万円と大幅ダウン。キャッシング枠も申請したが0査定。カードの有効期限はなんと7か月後。au walletクレジットカードは回線の保有が信用の裏付けになっているのだろう。それがないと30万円。2016年 3月 5日
日本のクレジットカードの申込書類はミドルネームを想定していない。(マスが2つしかない。)また,ガイジンの名前の「漢字」はローマ字表記になり,文字数が長めになる。日本人の名前の漢字名で想定している字数を簡単に超えてしまう。そのため一部を省略せざるを得ず,ガイジンカード(在留カード)の表記(ローマ字)と齟齬が出来てしまう。本人確認の際,面倒が多い。幸い,au WALLET クレジットカードの発行では,既にauの契約の際にガイジンカードの原本で確認されているので,齟齬があっても問題にならないのかもしれない。今回も,「漢字」「カナ」「ローマ字」(カード上の印字)がばらばら。特に「カナ」は2マス目(名に当たる部分)がfirst nameとmiddle nameが結合したものになっている。auはこのカナをキーに契約管理しているようで,カードの申込時には変更できない。
「nanaco 税金」と言えばnanacoで払ってポイントを獲得する話は有名。他にnanacoの使い方として、税金等を「ボーナス一括払い」で払うことで、現金が出ていく時期を数ヶ月か、運がよければ半年以上(例えば12月にカードで払って翌8月に返済する)伸ばすのにもnanacoは使える。nanacoにViewカードを登録すれば良い。Viewカードは不思議なことに、通常の翌月一回払いをボーナス一括払いに手数料無し、金利もなしで変更できる。(普通はこういうことはできない。なぜなら,ボーナス払いの金利相当の追加費用は店が負担しているからだ。)あいにくnanacoチャージによるポイントは全く獲得できない。しかしこういうことをしたい事情がある場合、僅かなポイントより延滞利息や強制徴収を避ける利益の方が遙かに、圧倒的に大きいはずだ。
「クレジットカード業界の勢力図が変わりつつある。...楽天カードの2017年4~9月期の取扱高は...三菱UFJニコスなど銀行系を抜き、...初めて首位に立ったもようだ。」2018/1/10付日本経済新聞 朝刊
旅行/飛行機/マイルの使い方を見よ。
東京メトロTo Me CARD PASMOのオートチャージを止めるのは一手間。ピンク券売機に該当メニューはあるが,殺してある(銀座駅)。オートを止めると解約,のカードもある(JCB)ので,必ず係員対応とのこと。2017年 4月
カードのキャンペーンに「弊社が同時期に実施する複数のキャンペーンと重複してポイント付与できない場合がございます」の注記をよくみる。景表法の制限。具体的には,「1万円以上で10%」のように抽選ではないキャンペーンの場合(総付景品)は,決済額(税込)の20%が上限になる。ポイントは円の価値で計算する。例えばライフカードは2017年夏に「30,000円以上のご利用で3,000円相当(600ポイント)のサンクスポイント」と「リボ払い3万円以上ご利用でもれなく「3,000円相当」のポイントプレゼント!」の(少なくとも)2つを実施しているが,この2つで上限になる。
なお,景表法のこの規制が適用される条件は、上記だけではなく他にも幾つかある。カードのポイントは多くの場合,他社のポイント等と交換できる。景表法が適用されるのはそういうカードのみになる。他方,ヨドバシのポイントのように,交換できず,自社の割引のみに使える場合は,景表法の適用はない。景表法の適用がなければそもそも冒頭のような注記もないはずだ。
Cf. 飛行機のマイレージについて
Apple Storeの実店舗(日本)は,オンラインと異なり,ボーナス払いができる。(実際にしたことがある。)ただし,Apple Store側でボーナス払いができる時期に制限を設けている模様だ。そしてこれは店員には知らされていない模様。2017年11月
そう推測する経験は以下の通り。あるカードでボーナス払い(ボーナス一括)しようとしたのだが,承認が下りなかった。その日はそのカードではボーナス払いが特に問題なく可能な時期。ぎりぎりとかそういう微妙な日ではない。(これはカード会社やブランドなどにより異なるし,今回興味を持って調べてみたところ、ブログの情報は古く間違っている例も散見された。)今回は仕方なく別のカードで,一括で支払ったのだが,釈然とせず店を出てからすぐにカード会社に問い合わせた。カード会社曰く,承認要求の記録がない。要求自体が来ていないので拒否した記録もない。お客様のカードでボーナス払いは全く問題なくできる,と。どうやらApple Storeのシステムが,カード会社に承認要請をすることなく拒絶したようだ。そして,店員の端末からは,カード会社側が拒否したように見える(カード会社が拒絶した場合と画面上,違いがない)仕様になっている。
ボーナス払いは店にとって負担が大きい。数ヶ月または半年以上,支払を先延ばしする(=借金する)ことを意味するが,その金利は店が負担する。カード会社ではない。だから,ボーナス払いを受け付けるか否かは店が決めることであって,カード会社が強制するものではない。Apple Storeは,ボーナス一括払いをまったく利用できないわけではないが,利用できる時期に制限を設けているようだ。
なお,ビューカードなら,一括で払った支払を手数料や金利なしでボーナス一括払いに変更できるので,Apple Storeに制約されない。この場合の金利はビューカードが負担しているはずだ。当然。
amazonでMS Office 365 Solo(ダウンロード)を買う際カード番号の再入力を求められる。ダイナースを使うと桁数が足りないと言われる。一昨年も同じだったような。ダウンロード販売のカード番号再入力画面は,通常の購入画面と違う。バグ出しが不十分なのだろう。(不正利用防止のため通常と違う流れになっていると推測。)一昨年,どうやって乗り切ったか記憶にない。数字を空白で区切ってカードの見た目と同じにしたら通過。2018年 3月25日
カードをなくしたときの各社の電話対応には個性がある。ダイナースプレミアムでは警察に届けたかどうか、どこの警察かを聞かれた。三井住友ではそういう話は出なかった。2015年10月 9日
クレジットカードが紛失等により再発行となった場合,電話料金など定期に支払っていた支払いのカード情報を変更する必要はあるだろうか。変更すべきであるが,変更しなくてもそのまま従来の番号のまま決済されることもあるようだ。(言い換えれば,カードの再発行は請求を止める手段にはならない。)カードの決済は,与信,売上確定,という2段階で進む。一度与信を通れば,その後カード番号が変わってもそのまま売上確定できるようだ。これは定期払いに限らない。ただし,与信が紛失時点より前になされていた場合に限る。さもないと盗難カードでも使えることになるので当然だ。
See 旅行/日本
年に一回以上使用しないと年会費がかかるカードがある。何に使うか迷っている内に忘れてしまうのを避けるには,直ちにアマゾンギフト券をアマゾンで自分宛に買えばよい。「Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)」という商品。15円から買えるので悩まないで済むし,手数料(無駄金)もかからない。ちなみに,電子マネーで買えるAmazonギフト券は,このタイプのみ。
申込時に銀行口座とリンクさせれば,銀行口座の側で本人確認がされているはずなので,カード発行時の確認は不要になるようだ。(「ようだ」と書くのは,私はカード業界の就業経験はなく,自分の経験のみで述べているから。)ただし,キャッシング枠があり,かつ運転免許証を保有している場合は加えてそのコピー(または写真)の提出が必要になるようだ。キャッシング枠の有無は申込時に自分で設定できるカードもあればできないカードもある。2016年12月10日
ICカード(接触ICチップ搭載カード。suicaなどの非接触の話ではない。)の場合,暗証番号を変更するにはカードの再発行が必要になることが多いようだ。しかも有料の会社が多いようだ。(税別477円(ビューカード)のところもあれば1000円(JCB)のところも。)その上,カード番号が変わる会社が多々ある(多々あった?)ようだ*1。不利益が非常に大きい。Dinersは16年春からICカードに切り替わったが,暗証番号の変更は再発行なしにできる(2016年5月現在)ので技術的に必須ではないと思われる。
(私はカード業界の経験はないので,一般に知ることが出来る情報から判断するしかない。)クレジットカード決済では通常,カードの名義を入力する。しかしこれは必須情報でないようだ。言い換えると,入力されたカード情報の真正を検証する際,販売者は,名前をマッチングに使わなくてもよいということになる。例えば,NHKの受信料をカード払い手続する際,カード名義人の入力欄がない。NHKの契約者名が自動的にカード会社に送られる(両者は必ず同一名でなければならない)趣旨かとNHKに問い合わせたところ,カードは他人名義でもよい(結局のところ,カードの名義はどこにも入力しなくてよい)とのことだった。東京電力のカード払い手続でも,名義人の入力欄はない。結局,事務的には他人名義のカードでも物を買えることがある。法律的には許されないが。なお,カードの名義人の入力欄がある場合,それはダミーという意味ではない。入力欄があれば,販売者はそれをマッチング(真正確認)に使うのが普通のようだ。少し試してみれば直ぐ分かる。2015年 1月17日
「紛失・盗難などにより、Sony Bank WALLET が第三者に不正利用された場合、当社に通知が行われた日の30日前の日以降に発生した損害について、1日あたり、ご利用限度額の範囲で補償します。」
未確認だが,3Dセキュアの認証画面で表示される「パーソナルメッセージ」(呼称はブランドにより異なるか)に日本語文字が入っていると,3Dセキュアに失敗するかもしれない。海外のサイトでそういうことが起きうる。
三井住友カードの場合,初期値は「Vpassユーザー」のようだ。また,過去に「おまとめ登録カードへの一括変更」をしていても,その後に発行したカードは初期値が使われるようだ。少なくとも私は一例経験している(2017年11月)。
ちょっと厄介なのは,「パーソナルメッセージ」やら「ハンドルネーム」やら,一つの会社でも呼称が乱立していることだ。システムの増築を繰り返して収拾が付かない状態なのだろう。
三井住友カードの場合,「パーソナルメッセージ」を変更するには「Vpass登録内容の照会・変更」から「ハンドルネーム」を変更する。
こうした場所(IDやパスワード)に日本語文字が入っていると海外の認証を通らないおそれがあるとは何も書かれておらず,カード会社は実態を把握していない恐れ。「全角30または...」と書いてある。ところで,全角,半角は既に死語では?
手持ちのあるJCBカードではパーソナルメッセージは自分で設定できないようだ。「JCBカードのご利用ありがとうございます」が固定で表示されるようだ。
店で三井住友カードを使った際もらったロール紙「売上票」になぜか「カード会社MUFG CARD」。決済システムJ-Mupsは三菱系だからみたい。
SuicaのチャージやPASMOの定期券の購入などでカード払いができるかは、手持ちのSuicaカード・PASMOカードがクレジットカード一体型か否かで大きく違う。
クレジットカード一体型 | クレジットカード非一体型 | 参照 | ||
Suica | チャージ | ○ OK(ビューカードのみ) | ○ ビューカードのみ(非一体型はATM「ビューアルッテ」のみかも) | https://www.jreast.co.jp/suica/use/chrg/ |
定期券の購入 | ○ OK(ビューカードのみ) | ◎ 任意のカード | 特にApple Pay Suicaの定期が有利 | |
PASMO | チャージ | ○ (オートチャージのみ) | NG | |
定期券の購入 | ◎ 任意のカード | ◎ 任意のカード | <https://ssl.tokyometro.jp/support/faq_answer?lang=ja&faqno=OpenFAQ-000037>。一体型は後述。 |
法人カードを個人事業主として発行を受けた。さて、CICにはどう載るのか?普通に「申込情報」と「クレジット情報」の両方が載った。なお、一部の法人カードには、JALのビジスきっぷを一枚単位で買えるサービス(JAL ONLINE)があるので、それだけでも便利だ。Cf. JCB de JAL ONLINE - JALオンライン