コンビニのATMでは,日本のクレジットカードでキャッシングできないかもしれない。私のDCカードは,試した範囲では全て不可だった(2018年 2月)。でも地下鉄の駅に行けばたいてい銀行ATMがある。それならキャッシングできた。
ウォン建てと円建て(日本のカードにウォンで請求が行くか円で請求が行くか)を選ぶようになっているATMばかり目にした。銀行にとって儲かるからだろう。通常,円建て(ATMを所有する韓国側の銀行等が為替手数料を取る)は,日本円生活者にとって圧倒的に不利だ。
また,地下鉄駅にある銀行ATMをDCカードで利用したところ,現地ATM手数料(上記写真の3,600 KRW)は最終的に請求されていない。利用時の明細では手数料が3,600KRW請求されているが,実際にはDCカードの請求書に出てこない(これはDCカードを他国で使ったときと同じ挙動。)。コンビニATMで取り扱い拒否されたのは,こうした仕組み(ATM手数料を取れない)に原因があるのかもしれない。でも,現地ATM手数料が実際に請求されないというのはDCカードに限らず,日本のカードに広く共通するはず。コンビニでは日本のクレジットカードは一律拒否なのだろうか。
地図表示と航空写真表示とで,掲載されているコンテンツがかなり違う。そもそも地図表示だとほとんどのポイントがクリックできない。航空写真表示だと掲載される店の数もかなり増えるし,他国の普通のGoogle Mapsと同様クリックできる。韓国の規制で「地図」を国外のサーバーに持ち出せないことが影響しているのだと思われる。衛星写真は地図ではないということか。
ただ,そもそもハングルだらけで読めない。非常に不便だ。表記を切りかえられるとよいのに。
Google Mapsで見ると、韓国は共産圏で北朝鮮は単なる後進国に見える尺度がある。韓国は地図情報の国外持ち出しを制限しているので、尺度によっては地図が北朝鮮よりスカスカだ。
南北関係が緊迫するとGoogle Mapsに機能制限加わるようだ。空港が地図上から消えた。2015年 8月22日
地下鉄の駅名など,しばしば日本語の表記やアナウンスがある。しかし韓国語読みをカタカナにするのが(政治的な?)方針なのだろうか,かつて日本が日本名を強制したように。かなり分かりにくい。漢字で書けば「金浦空港」となるものが,「キンポゴンハン」と言われても全く分からない。日本人以外のガイジンは恵まれている。「Gimpo Airport」と案内される。日本人にも「エアポート」なら分かる。中国人向けには中国語読みでアナウンスしているのだから,日本語読みか,英語表現のカタカナ読みにして欲しい。旅行者の便宜より,政治が前に出ている。コストがかかっているのに役に立っていない。